まぼろしのペンフレンド (角川文庫 緑 357-6)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 94
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041357064

感想・レビュー・書評

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  •  眉村卓さんの作品は、中学生の頃、よく近所の図書館から借りてきて読んでいたのを思い出します。ただ、この本はタイトルは知っていましたが、読んだのはこれが初めてです。

     文通をきっかけに、主人公の少年は事件は巻き込まれます。相手はロボットを操る巨大組織(?) 中学1年生の主人公ではかなうはずもなく、ストーリーは終始緊迫感があります。最後は事件解決の鍵ともなる女主人公と、途中でわかり合えないまま離ればなれになるのもお約束どおりです。

     さて、事件の解決の仕方が気に入りました。つまり、ロボットを力で制圧するのではなく、ロボット(非人間的なもの)の究極の反対側にある感情、すなわち、きわめてヒューマンな部分を武器(?)に見立てるわけです。

     単に面白く読めればいいだけのSFではなく、筆者のあたたかいメッセージが伝わってくるようです。

  • 既読本

  • 私が中学生の頃、初めて読んだ眉村作品。
    私が本好きになったきっかけの1冊。
    先の展開が気になり一気に読めたし、
    もっと眉村作品を読みたいと思うようになった。
    当時、自分自身にも旅先で知り合ったペンパルがいたから感情移入しやすかったのかもしれません。
    今はSNSの時代だから、今の中高生には合わないかもしれないけれど、おすすめの1冊です。

  • 表題作「まぼろしのペンフレンド」、「テスト」、「時間戦士」が収録された少年向けSF小説です。
    内容的には、今となっては古くさいところもありますが、それでも緊張感があって、けっこう面白かったです。

  • 11 三編収録。少年向けとはいえ、引っ張り込まれるものがある。

  • 中編3篇

    まぼろしのペンフレンド    テスト    時間戦士   

  • 25年ぶりぐらいに読み返してみる。

  • これを読んでた頃、取り付かれたように眉村氏の本を読んでいた。

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著者プロフィール

1934年大阪府生まれ。会社勤務のかたわらSF同人誌「宇宙塵」に参加。61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストで「下級アイデアマン」が佳作入選しデビュー。63年に処女長編『燃える傾斜』を刊行し、コピーライターを経て65年より専業作家に。71年から書いていた司政官シリーズの長編第一作『消滅の光輪』で79年に第7回泉鏡花賞と第10回星雲賞、96年に『引き潮のとき』で第27回星雲賞を再び受賞。日本SF作家第一世代の一人として長く活躍したほか、NHKでテレビドラマ化された『なぞの転校生』『ねらわれた学園』などのジュブナイル小説やショートショートなどでも健筆をふるった。著書に『妻に捧げた1778話』『いいかげんワールド』など多数。2019年11月3日逝去。2020年に第40回日本SF大賞功績賞受賞。

「2020年 『その果てを知らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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