まぼろしのペンフレンド (角川文庫 緑 357-6)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 77
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041357064

感想・レビュー・書評

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  •  眉村卓さんの作品は、中学生の頃、よく近所の図書館から借りてきて読んでいたのを思い出します。ただ、この本はタイトルは知っていましたが、読んだのはこれが初めてです。

     文通をきっかけに、主人公の少年は事件は巻き込まれます。相手はロボットを操る巨大組織(?) 中学1年生の主人公ではかなうはずもなく、ストーリーは終始緊迫感があります。最後は事件解決の鍵ともなる女主人公と、途中でわかり合えないまま離ればなれになるのもお約束どおりです。

     さて、事件の解決の仕方が気に入りました。つまり、ロボットを力で制圧するのではなく、ロボット(非人間的なもの)の究極の反対側にある感情、すなわち、きわめてヒューマンな部分を武器(?)に見立てるわけです。

     単に面白く読めればいいだけのSFではなく、筆者のあたたかいメッセージが伝わってくるようです。

  • 表題作「まぼろしのペンフレンド」、「テスト」、「時間戦士」が収録された少年向けSF小説です。
    内容的には、今となっては古くさいところもありますが、それでも緊張感があって、けっこう面白かったです。

  • 11 三編収録。少年向けとはいえ、引っ張り込まれるものがある。

  • 中編3篇

    まぼろしのペンフレンド    テスト    時間戦士   

  • 25年ぶりぐらいに読み返してみる。

  • これを読んでた頃、取り付かれたように眉村氏の本を読んでいた。

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著者プロフィール

眉村卓(まゆむら たく)
1934年、大阪市西成区生まれ。大阪大学経済学部卒。耐火煉瓦会社勤務の傍ら、SF同人誌「宇宙塵」に参加。61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストに投じた「下級アイデアマン」が佳作入選し、デビュー。63年、処女長編「燃える傾斜」刊行。その後コピーライターを経て、65年より専業作家に。企業社会と個人の関係をテーマにしたいわゆるインサイダー文学論を唱え、ショートショートやジュニアSFでも健筆をふるい、絶大な人気を博す。71年、未来の管理社会を描いたインサイダーSF「司政官」シリーズを開始。79年、その長編第一作『消滅の光輪』で第7回泉鏡花文学賞を受賞。癌を患った妻に日々、自作のショート・ショートを捧げた。妻が逝去したのち『妻に捧げた1778話』として発刊、大きな反響を呼んで2011年1月に映画化、代表作の一つに数えられる。

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