ねらわれた学園

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 103
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041357071

作品紹介・あらすじ

高見沢みちるは、めだたない、もの静かな少女だった。だが、突然生徒会長選挙に立候補、見事に当選してから彼女の変貌は始まった。魅惑的な微笑と圧倒的な実行力で生徒会を支配する一方、不思議な力で反対者を抑えつける高見沢に、耕児と和美たちはどうにか対抗しようとさまざまな手段を講じるのだが。平和な学園に訪れた恐怖と戦慄の日々を描くSFサスペンス。いくどとなく映像化された学園小説の原点が、スニーカー文庫に登場。

感想・レビュー・書評

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  • 既読本

  • 映画も観ました。

  • 当時中学生。表紙からして映画鑑賞後に購入したのだろう。これが眉村作品初読。

  • 角川文庫。ねらわれた学園+0からきた敵。
    結構重い展開。

  • 時代は文体に影響するのだろうか。文体は全く自分一人で作り上げるものではないのだから、その人の生きた時代、その時代に活躍していた文筆家、その人の読書傾向、そういうものは少なからず影響するのだろう。そのせいか、古さを感じた。
    これが眉村卓のいつ頃の作品なのか知らないけれど、ちょっと稚拙な感じがしたので、初期の作品なのだろうか。物語に一部破綻があるような気もするし。物語の最後にわざわざまとめを入れるところも、どうなのだろう。小説家なら物語だけで示せよ、と思わないでもない。実際まとめを入れなくてもちゃんと伝わっているし、わざわざ書かれると逆に興ざめする。伝わらないかも、という親心なのだろうか。
    いや、眉村先生のことは尊敬しております。

  • 1978/5/30 9版 角川文庫

  • 私のSFへの原点はこの辺にあると思う。NHKの少年ドラマシリーズの『まぼろしのペンフレンド』や『なぞの転校生』を見て眉村卓を読んだはずである。余りにも昔過ぎて記憶が曖昧だが・・・。
    今読み返してみると(持ってる文庫はスニーカー文庫じゃないけど)思っていたより短くてあっさりしていたことに驚く。ドラマや映画として映像になったものでの印象があって原作のことは飛んでいたのだろう。
    この時代の作品はキャラクターが類型的で内容も勧善懲悪で・・・だからこそ感情移入しやすかったと思う。
    この後くらいからSF的なものとして星新一や筒井康隆に向ったので眉村卓とか全く読まなくなったのだが、夕方にワクワクしながらテレビに向かっていたことは十二分に思い出せる。内容的には(失礼な言い方かもしれないが)普通だが、記憶の中の作品は★5つである。

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著者プロフィール

1934年大阪府生まれ。会社勤務のかたわらSF同人誌「宇宙塵」に参加。61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストで「下級アイデアマン」が佳作入選しデビュー。63年に処女長編『燃える傾斜』を刊行し、コピーライターを経て65年より専業作家に。71年から書いていた司政官シリーズの長編第一作『消滅の光輪』で79年に第7回泉鏡花賞と第10回星雲賞、96年に『引き潮のとき』で第27回星雲賞を再び受賞。日本SF作家第一世代の一人として長く活躍したほか、NHKでテレビドラマ化された『なぞの転校生』『ねらわれた学園』などのジュブナイル小説やショートショートなどでも健筆をふるった。著書に『妻に捧げた1778話』『いいかげんワールド』など多数。2019年11月3日逝去。2020年に第40回日本SF大賞功績賞受賞。

「2020年 『その果てを知らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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