通りすぎた奴 (角川文庫 緑 357-26)

  • KADOKAWA (1981年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (276ページ) / ISBN・EAN: 9784041357262

感想・レビュー・書評

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  • アンソロジーで「通りすぎた奴」を読んだら、他の作品も読みたくなったので、図書館で借りてきて読み終えました。
    収録作の中では、やはり表題作のインパクトが一番大きいですが、「ある夜の話」もこの後が気になる作品でした。
    全体に暗い作品が収録されていますが、無機質な文章がいい意味でリアルすぎることを抑えていて、藤子・F・不二雄さんのSF短編のような、少し不思議な世界を作り出していると思いました。

  • 図書館で発見し、懐かしくなって数十年ぶりに読んでみた。どれもこれも、「ザ・眉村卓」な短編集。表題作の「通り過ぎた奴」は、当初読んだときもものすごい衝撃を受けたものだが、今読んでもそれは変わらなかった。他の作品はそこまででもないが、それにしたってかなりの水準だ。平凡な日常に生きている主人公が、突然迷い込む異界。そこで気づかされる、平凡な日常の思わぬ断面図。中学生時代に夢中になって読んだものだが、いまさらながら、眉村卓の偉大さを実感できた。

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著者プロフィール

1934 - 2019。SF作家。1979年に『消滅の光輪』で泉鏡花文学賞および星雲賞を受賞。また1987年に『夕焼けの回転木馬』で日本文芸大賞を受賞。代表作にジュブナイルSFの名作といわれる『なぞの転校生』『ねらわれた学園』などがある。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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