時空(トキ)の旅人―Time stranger (後編) (角川文庫 (5440))

著者 :
  • 角川書店
3.38
  • (2)
  • (2)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041357347

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自分の時代から逃れたかったやってきた未来人のアギノ・ジロが、20世紀後半の日本のスクールバスにタイムマシンを仕掛け、道連れに過去へとつれていく。戦後すぐ、戦時中、幕末期、関ヶ原直後、本能寺の変前日、1553年の堺とさかのぼっていき。最初はアギノと対立していた教師と生徒も、うちとけ、結束が高まり、途中の時代からの同行者も現れ、そしてアギノを追ってくる時間航行管理局員との戦い。それぞれの時代にはそれぞれの考え方がある、それぞれは尊重されるべきで、他の時代からとやかくいうことではない、というのが通底する考えなのでは、と。当時の水準でなかなかに、時間、時間旅行、並行世界などに思いはめぐらされているけど、今読むとつっこみどころが多いのは否めない、いたしかたないけれども。ネットで調べると、アニメ版とはあらすじだけでぜんぜん別物と想像される。こちらは、信長や光秀は直接は登場せず、登場人物が、信長や光秀はこうした…と話しているだけ。アニメ版は直接の交流があった模様。3巻編成で、次々時代をさかのぼるけど、歴史上著名な人物はほぼほぼ出てこない、そういった意味では地味で渋い感もする。

  • 既読本

  • 2019.9.2(月)¥100(-20%)+税。
    2019.9.8(日)。

  • 「本能寺の変」を阻止しようとしている者がいる!?
    もしそんなことになれば、歴史は変わってしまい、未来の日本の姿も違ったものになる。
    信夫たち五人も元の世界へ戻れなくなってしまうかもしれないのだ。
    歴史の流れがすでに微妙に変わりつつある中、時空を超えた闘いが始まった!果たして歴史の改変は防げるのか、そして五人の運命はどうなるのか?

  • とらえられたスクールバスの改題。
    中編まで当時購入していたのだが、後編は友人に借りて読んだまま未購入だったので、BOOK・OFFかBOOK・Marketで購入。

  • 本能寺の変が起こらない。このままでは歴史が変ってしまう。歴史のもしもを考えるのもおもしろい。歴史には様々な可能性が秘められているのだ、と考えてしまうシリーズ完結編

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1934年大阪府生まれ。会社勤務のかたわらSF同人誌「宇宙塵」に参加。61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストで「下級アイデアマン」が佳作入選しデビュー。63年に処女長編『燃える傾斜』を刊行し、コピーライターを経て65年より専業作家に。71年から書いていた司政官シリーズの長編第一作『消滅の光輪』で79年に第7回泉鏡花賞と第10回星雲賞、96年に『引き潮のとき』で第27回星雲賞を再び受賞。日本SF作家第一世代の一人として長く活躍したほか、NHKでテレビドラマ化された『なぞの転校生』『ねらわれた学園』などのジュブナイル小説やショートショートなどでも健筆をふるった。著書に『妻に捧げた1778話』『いいかげんワールド』など多数。2019年11月3日逝去。2020年に第40回日本SF大賞功績賞受賞。

「2020年 『その果てを知らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

眉村卓の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×