白い小箱 (角川文庫 緑 357-38)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041357385

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    走馬燈/週刊小説  
    執筆許可証/小説推理  
    自動化都市/月刊エコノミスト  
    厄介者/月刊エコノミスト  
    出て下さい/短歌
    おお、マイホーム/問題小説  
    彼をたずねて……/小説現代 
    待っていた奴/小説現代  
    白い小箱/週刊小説  
    遠慮のない町/小説ロマン  
    迷路の町/小説ロマン

    「執筆許可証」「自動化都市」「出てください」はSFかな。
    「おお、マイホーム」「白い小箱」どちらかと言えばファンタジーかな。
    「走馬燈」「厄介者」は世代間の断絶を扱った普通小説。「走馬燈」で創作された若者言葉「バンザラ!」「ミラニタラ!」「ドヒンガラミ!」「イッカラコン!」「ウヒャラ!」「ブラバンバ! ヤ!」などのが眉村卓っぽくて楽しい。
    「彼を訪ねて…」「待っていたやつ」は、一般人に冒険を依頼する冒険家クラブという同じ設定を使っている。いずれもちょっと皮肉なオチがついている。
    「遠慮のない町」は遠慮のない町に友人を助けに行ったところ…というホラー風味の小説。
    「迷路の町」は、町そのものを迷路にした迷路大会が開かれる町をたまたま訪れて騒動に巻き込まれる夫婦。都会風をもたらす人物への反感が描かれている。

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著者プロフィール

1934年大阪府生まれ。会社勤務のかたわらSF同人誌「宇宙塵」に参加。61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストで「下級アイデアマン」が佳作入選しデビュー。63年に処女長編『燃える傾斜』を刊行し、コピーライターを経て65年より専業作家に。71年から書いていた司政官シリーズの長編第一作『消滅の光輪』で79年に第7回泉鏡花賞と第10回星雲賞、96年に『引き潮のとき』で第27回星雲賞を再び受賞。日本SF作家第一世代の一人として長く活躍したほか、NHKでテレビドラマ化された『なぞの転校生』『ねらわれた学園』などのジュブナイル小説やショートショートなどでも健筆をふるった。著書に『妻に捧げた1778話』『いいかげんワールド』など多数。2019年11月3日逝去。2020年に第40回日本SF大賞功績賞受賞。

「2020年 『その果てを知らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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