月光のさす場所 (角川文庫 (6135))

著者 : 眉村卓
  • 角川書店 (1985年8月発売)
3.67
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041357439

月光のさす場所 (角川文庫 (6135))の感想・レビュー・書評

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  • 鳳凰傘下
     行き過ぎた企業城下町。

    月光のさす場所
     与えられた課題しかこなせなくなった大企業エリート と、大企業では生きられないクリエイターたち。

    暁の前
     タイムパトロール、それも違う時間軸の、が主人公の
     部屋に現れ、対立し・・・

    オーディション
     MA(マスコミ・エージェント)に一番大事なものを
     渡してしまったマスコミ業界。主人公はMAの指示の
     まま、自分には理解できないものを社会に送り出す。

    霧に還る
     専門職として、ロボットの試作に取り組む主人公。
     完成すれば彼の専門知識は不要となる。

    剥落の冬
     ある工場に未来から紛れ込んだロボット。非常に優秀
     で、簡単な指示で効率をアップさせるが、それを使い こなせない社員たちは異物としかみなさない。

     

  • 星新一を彷彿とさせる短編集。
    なんでかなーと思ったら、
    そうか、主人公がサラリーマンとか体制内に存在しているからなのか。
    なので、SFと云っても自分の身に置き換えて読めるので、
    読了感が「ちょっと不思議な体験してきた!」と云うものでした。わお。
    「霧に還る」は涙無しでは読めません!
    「剥落の冬」あたりの枯れ具合も好みです。
    表題作「月光のさす場所」は、どちらの立ち位置から読むかで
    感想が全く変わるだろうなあと。

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