大都会 (角川文庫)

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  • 角川グループパブリッシング (1984年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041365052

感想・レビュー・書評

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  • 「ホテル1泊10万円、サラリーマンの2ヶ月分の給料」なんていう表現が出てくるので、さぞかし古いのだろうと思って調べてみたら、なんと森村氏の1967年のデビュー作だそうである。登山と家電企業の熾烈な競争を2本柱のテーマに、デビュー作でも近作と同じように緻密な取材と知識に裏打ちされた盤石なストーリーで、自ずとどんどんのめり込んでしまう。推理小説を期待していると、株価操作などの経済ネタに面食らうかもしれないが、そこがこの作品の醍醐味とも言える。しかし少々辟易とするのは、女絡みの描写が異常に多いところか。あと、80年代以降のリベラルな森村誠一では考えられない主婦論なんかを展開しているところも、小さい見どころであります。

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著者プロフィール

森村誠一
1933年1月2日、埼玉県熊谷市生まれ。ホテルのフロントマンを勤めるかたわら執筆を始め、ビジネススクールの講師に転職後もビジネス書や小説を出版。1970年に初めての本格ミステリー『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞を受賞、翌年『新幹線殺人事件』がベストセラーになる。1973年『腐触の構造』で第26回日本推理作家協会賞受賞。小説と映画のメディアミックスとして注目された『人間の証明』では、初めて棟居刑事が登場する。2004年に第7回日本ミステリー文学大賞受賞、2011年吉川英治文学賞受賞など、文字通り日本のミステリー界の第一人者であるだけでなく、1981年には旧日本軍第731部隊の実態を明らかにした『悪魔の飽食』を刊行するなど、社会的発言も疎かにしていない。

「2021年 『棟居刑事と七つの事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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