- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041365076
感想・レビュー・書評
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箸休め(って、ここんとこ箸休めばっかりかも)の1冊。こちらは予想通りに軽く読める。短編6篇を含む、森村誠一の初期短篇集。
初期の作品だけあってか、とにかく淡々と話が進む。特に表題作は「実はこうだったのだ」というのがどんどん出てくるのだけど、情報の隠し方がイマイチなので、淡々とした記述に「ああそうだろうねえ」という感想以外抱かず。
しかし、2作目からは森村節の反体制(巨大企業)や残存証拠などの話で、しかも一捻りふたひねり入れてくるので、犯人もオチも読めていても、引き込まれる安定感がある。
1編の長さ的にも、電子書籍に向いた1冊と言えよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
82017.248
最後の短編など、推理小説ではないがよかった。
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