- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041365151
密閉山脈 (角川文庫)の感想・レビュー・書評
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2人の一流アルピニストによる、一人の女性を巡っての競争と殺意。
全体を通して、うまく「盲点」を利用して犯罪を隠し、容疑者を隠し、動機を隠し、逃げ場を隠すということに成功している。
登山(および下山)というある程度時間がかかるだろうという暗黙の了解を用いて、鉄道ミステリのように時間との戦いを用いているところがポイントであり、大きな盲点となっているわけだが。
ただ、前半でほぼ容疑者は確定、手段も特定されてしまう上、一応解決したかのように語られてしまうので、中盤で結構ダレるのが難点。動機の無い点を強調してるんだけど、ちょっと不明瞭だったかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山好きなんで、タイトルが気になって読んでみたら.....。
なんつーか2時間サスペンスドラマ。
ええ、期待した私が悪かったんです。
人間関係描写に重きをおいて、
密室殺人のネタなんかもうどうでもいいかんじ。
トリックネタがわかったとき、
まじすか?と逆の意味でぶっ飛びのけ反った。 -
一人の女性を巡る山男二人の対立と殺人、山頂の密室。荼毘の描写が出色。
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