少女地獄 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 4369
レビュー : 400
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041366059

感想・レビュー・書評

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  • ※収録作品
    「少女地獄」「童貞」「けむりを吐かぬ煙突」「女坑主」

  • 心で愛するということのない人だなあ。
    脳髄で愛する。
    肉体で愛する。

  • 夢野久作,ドグラマグラに次いで2冊目.
    薄気味悪い感じ.生理的に気持ち悪い感じ.

  • 主人公である主治医の元へやってきた美しい少女。彼女はよく働き、患者に好かれ、文句のない立派な女であった。しかし、度々、彼女の謎が明かされていく…。
    読んでいて、「この女には一体…」といった不安と興味が膨れ上がり、ページを追うスピードは他の本に比べて随分早く思えた。
    文章の書き方が昔の形式なので、若造には最初読み辛いと思われるが、背景イメージが整ってきたらあとはパラパラ読める本である。

  • 夏にジャケ買いしたもの。
    火星の女の話結構好き。
    あと煙を吐かぬ煙突とか。
    古き良き時代が好きな人にはたまんない小説だと思う。
    少女地獄も設定がすごい好きだった。いいなーああいうの。よく思い浮かぶよなぁ。

  • この作品は構成、文体ともに所謂、戦前期の「探偵小説」なるものであろう。もちろん、だからといってここに探偵が登場してくるわけではないが。作品集『少女地獄』の中では、巻頭の「何んでも無い」が読み物として一番面白いが、読む前の期待を満たしたかというと、やや拍子抜けの感も否めなかった。

  • 女のいろいろの渦巻。ぐるぐるぐーるぐる。

  • 読了。

  • むか〜し購入して長らく積読状態キープ、気づけば本自体がどこかに行ってしまっていた、ので新たに購入してようやく読了。
    よーしよし、近いうちにドグラ・マグラするとしよう(笑)

    表題作より『童貞』『けむりを吐かない煙突』『女坑主』の三作品が素晴らしい。特に『童貞』と『女坑主』は、何というか、過去の懐かしい風景(原風景とまでは言わない。実体験かどうかも怪しいながら、どこかで見たような風景がそこに在る。超個人的解釈)を想起させる。
    その昏さ怪しさに読者は圧倒され、惑わされるのだろう。全作品読破したわけじゃないが、乱歩より好みかもしれない。

    それにしても、女が男に鉄槌を下すパターンが多いのはなぜか? しかも、女も真っ新とは言えないところがまた面白い。
    何か恨みでもあんのけ?(笑)

  • 書簡形式で進む話が、何とも迫力があってよい。
    皮肉にも、自ら地獄を作り出し、自らすすんでそこに落ちていく少女地獄。
    よく考えればタイトルにそれがついているのはこの話だけなのに、いずれの話も、「少女地獄」にしか思えなかった。
    ただやはり、一話目は決定的に「少女による少女のための少女の地獄」といったところであり、単なる「少女による地獄」ではないところがミソのような。

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著者プロフィール

明治22 (1889)年1月4日福岡に生まれる。本名杉山泰道。幼名直樹。法号萠圓。父杉山茂丸は近代における政界の黒幕といわれた。旧制修猷館中学を卒業後、近衛歩兵連隊に入隊。慶応義塾大学に入学後、大正2(1913)年に中退。放浪生活ののちに出家し、僧侶となる。大正6(1917)年に還俗し、父の出資による農園を経営する傍ら執筆を開始。結婚し、喜多流の謡曲教授となる。大正8(1919)年に九州日報に入社、記者となる。大正15 (1926)年に「あやかしの鼓」を発表し作家活動を始める。昭和10(1935)年「ドグラ・マグラ」を出版。昭和11年(1936)3月11日逝去、享年47歳。

「2019年 『定本 夢野久作全集 第6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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