犬神博士 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 939
感想 : 66
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041366134

作品紹介・あらすじ

おかっぱ頭の少女チイは、じつは男の子。大道芸人の両親と各地を踊ってまわるうちに、大人たちのインチキを見破り、炭田の利権をめぐる抗争でも大活躍。体制の支配に抵抗する民衆のエネルギーを熱く描く。

感想・レビュー・書評

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  • これぞ痛快の一言。
    スバラシク楽しい娯楽小説。
    傑作といわれるのもうなずける。

  • 乞食や詐欺など不穏な要素もありつつ、所謂神童と呼ばれるような子供が大人たちに振り回される冒険活劇という印象を受けました。
    純粋で活発な子供だからこその大胆さで大人たちを振り回し振り回され、女の子のような愛らしい出で立ちや名人級の踊りを買われ何度も拐かされたりと常にドタバタで破茶滅茶だけれど、それを面白がっているチイ(当の本人)のあっけらかんとした性格が読んでいてとても愉快でした。
    未完となってしまった為、この痛快な冒険の終着点がどうなる予定だったのか気になり、続きがないことがとても残念です。

  • このスピード感がイイネ

  • ここで終わるか!という感じ。思い返すと悪くないラスト

  • ドグラマグラよりも読みやすく面白く、狂気を感じる

  • ドグラマグラとはまた違う、単純明快、破天荒で爽快な小説。
    唐突な結末がまた素敵です。

  • 再版されての実家以来の久しぶりの内容。
    相変わらず何も解決していない感。
    でも出てくる人との掛け合いとイメージされる情景に読みすすめられてしまう印象。

  • なぜここで終わる!?
    ちい少年の冒険記

    #読了
    #夢野久作

  • 予備知識がないせいか、全く意味がわからず…「あっ、終わった」ポカーンって感じ(>_<)何だったんだろう…。

  • 男親と女親に連れられ、風俗を乱す踊りをしながら各地を巡る美少年チイが主人公。チイは北九州を舞台に、直観力のような不思議な能力を使いつつ、大衆への圧力をかける者たちに、無邪気に立ち向かい、活躍するという内容。読みやすく、いっきに読む。作品の発表が日中戦争前、作中の時代設定は日清戦争前なので、当時の社会情勢がなんとなく感じられるようで興味深かった。

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著者プロフィール

1889年、福岡県福岡市出身。日本探偵小説三大奇書の一つに数えられる畢生の奇書『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇味と幻想性の色濃い作風で名高い。1936年歿。

「2022年 『人間腸詰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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