彼のオートバイ、彼女の島 (角川文庫 緑 371-9)

著者 : 片岡義男
  • KADOKAWA (1980年5月1日発売)
3.67
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041371091

彼のオートバイ、彼女の島 (角川文庫 緑 371-9)の感想・レビュー・書評

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  • 学生時代にこの本を読んでしまったせいで、オートバイ業界へ就職。半生、いや3分の1生くらいを捧げることになってしまいました。片岡義男は短編がスラスラ読めて気持ちいいんですが、この本にはその短編のエッセンスが凝縮されている、というか、やっぱり大好きな一冊です。まっ、角川映画は全然別物でしたけど。

  • バイク乗りの青春物語。気楽な気持ちで読むのが良い。ストーリーではなく雰囲気を楽しむべきもの。

  • 探してやっと見つけた。
    片岡作品は匂いがある。若かりし頃に感じた匂いがそのまま思い出せる作品だ。
    当時が思い出される。
    私の経験したあの時間を思い出させてくれる。
    やっぱりいい本だ。

  • 昔、書店の文庫コーナーに行くと、真っ赤な背表紙の片岡義男の本が目立ってて、表紙の写真も格好良くて、ハマってたなぁ。今で言うジャケ買いよ、ジャケ買い。(笑)
    で、片岡さんの小説って断片的で、唐突に不幸で終わっちゃったりなんかして、唯一、通しで気持ちよく読めたのがこれ。ほんと古くさい絵に描いたような青春小説だと思う。けど、愛読書(!)映画も見たけど、これは最悪だったなー、むりやり小説をなぞろうとしてて、わざとらしかった。

  • 片岡義男が売っていたのはアメリカナイズされた都会的生活のイメージだったと思う。彼の小説には教訓もないし、芸術性もないけれど、スナック菓子のような劇的な中毒性があって、1冊500円くらいの赤い背表紙の角川文庫に次々と金を出して当時の若者が買っていたのは自分たちをどこかカッコいい想像の世界に連れ出してくれるそのイメージだったのだと思う。あとがきで室謙二が書いているように、「片岡義男のどの小説の主人公も、彼ら彼女らがどういう家庭で育ち、どういう教育を受けたのかを想像するのはむずかしいし、一度本を閉じたら彼ら彼女らがこれからどうなるのかも想像するのはむずかしい。」彼の小説というのは、気取った台詞やカットが先にあり、ストーリーはそれらを使うがために組まれている無理やりさがあって、小説として上手いかというと疑問があるが、それでもその「娯楽小説」が与えるイメージは一級品。特に夏、バイクというのは彼の専売特許であり、単行本のあとがきでは本人も「夏とは単なる季節ではない、それは心の状態なんだ」と言っている。これに関しては何も言うことはない。

  • 私の父母の育った能美島も瀬戸内海。
    もう、何年行ってないだろう...
    一度だけバイクで行ったな。

  • アマゾンのオートバイ小説より
    図書館にて借りる
    地理的には知っているところが出てきてよかった。
    文章はちょっと昔っぽい

    出ているバイクは80年代か?
    RD250やレーサーのトップスピードが270キロあたりだから。

    物語はいまいち。バイク小説ということで、まあ由としよう。

  • 青春時代に読んで未だに大好きな作家さん。バイクの免許が欲しかったし、SR400に乗りたかった。その後ViragoやらSteedやらのアメリカンタイプが憧れになった。けど結局免許は取っていないし、バイクにも乗ってない。青春ってそんなもんだと思う今日この頃。

  • 2012/08/30読了

    映画の主題歌のフレーズがリフレインする。「きらめいて きらめいて」
    あの映画はまだ見れていないんだけどね…。

    バイクの魅力を知ってしまえば(とはいっても、まだぺーぺーなんだけど)コオの言うことが、ストン、と、落ちてくるんだ
    四季と、音楽と、そしてバイク、風になることの意味や本質っていうのはどんなものなのか。
    映画では舞台が尾道だけど、原作では笠岡の近くの島なのか。

    まさにバイクと青春を形にしたような小説

    こういう物語を目指した人はきっといるんだと思う。
    80年代ではないし、コオとミーヨが走った場所はもうないのかもしれない。
    けれども、その何かを求める本質みたいなものは存在しているんだと思う。いつでも、どこでもね。

  • 昔、昔バイクに乗っていた頃に読みました
    映画も観ました

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