波乗りの島: ブルー・パシフィック・ストーリーズ (角川文庫 緑 371-17)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041371176

感想・レビュー・書評

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    ハワイを舞台に、波乗りを主題にした、連作長編。これは本当に楽しんで書いた。作家としてデビューした短編が、この連作の冒頭の作品「白い波の荒野へ」だ。文庫になったのは一九八〇年だが、そのまえに単行本として刊行された。ハワイを舞台にした小説が僕には何冊かあり、これは最初の作品だ。
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    いいね。一番最初の短篇がデビュー作とは知らなかった。オレはサーフィンをやったことがないし、たぶんこれから先もやることはないだろう。でも片岡作品で描かれるサーファーのライフスタイルにはちょっと憧れる。お約束だが「Big Wednesday」が観たくなった。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『日本語の外へ』『万年筆インク紙』『珈琲が呼ぶ』『窓の外を見てください』『いつも来る女の人』『言葉の人生』ほか多数の著書がある。

「2022年 『これでいくほかないのよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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