B面の最初の曲 (角川文庫)

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  • 角川書店 (1984年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041371350

みんなの感想まとめ

自分探しの旅を続ける若い女性が、バイクを駆りながら様々な男性との出会いを通じて自己を見つめ直す物語が描かれています。表現は控えめでありながら、爽やかな雰囲気が漂うこの小説は、恋愛やセクシュアリティを通...

感想・レビュー・書評

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  • 彼女は久しぶりの休暇の二日間で七人の彼に逢うことにした。雨の都会の二日間のストーリー。…なんだけどこれは駄目だった。JJに連載したものとのことだが、ただのお洒落な作品になってしまっていて。イントロの雨の都会の描写は良かったんだけどな。

  • 「連絡は公衆電話かホテルの電話」だとか、これは現在ならオートバイを愛する主人公というキャラを引き立てる記号として、作者の意図とは別にかっこよく機能してしまっている「水道の水を飲む事」だとか、よほどクールだと思ったのか続けて二回も描写される「缶ビールのプルトップを灰皿に捨てる事」など、所々時代性が楽しい。じゃあ戦前ものとかもっと錯誤はあるだろうとなるのだが、片岡もの、いやこの赤い背表紙角川文庫片岡ものは時代の最先端を標榜していたところに、いまやダサさと恥ずかしさと悲しさがある。新宿副都心周辺ホテルも当時は手が届かないくらいクールだった。都庁が出来て以降プチブルですら足を運ばない。話し口調やスタイルももうすでに爆笑もの。フランス短編の誰かみたいに描写が細かい。冒頭の首都高などはさながら現在のカーナビのようだ。主人公の行動描写も、連載していた女性誌を意識してか、性描写こそ省略しているものの、異常に細かい。水を飲む風呂に入る下着着る脱ぐ飯を食う、寝る。唯一排泄が抜けているのはつまりこの二日くらいは出なかったのだろう。便秘症という事で。穿ち読みが楽しかったのでこの点数。

  • 読んだ当時は、何処が面白いのか全くわからず。
    ただ、すらすら読めたことを覚えている。

  • 自分がより自分らしくいられること。その大切さをエッチに実践している女の子の物語。

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著者プロフィール

片岡 義男(かたおか・よしお):1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、1974年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。1975年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。

「2024年 『日本語の外へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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