桔梗が咲いた (角川文庫)

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著者 : 片岡義男
  • 角川書店 (1986年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041371527

桔梗が咲いた (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2013/04/24読了

    オートバイ作家片岡氏の、「作家」としての側を描いた作品。
    作品を書くにあたってのネタ集めはきっとこんな感じなのだろう。
    三十代の女性が、十代の頃のエピソードを想起して語る。
    佐伯さんの言葉が、今の私には痛いくらい響きました。十代を終えて、色々気づくものがある。


    "十代は、子供でも大人でもなくて、その中間であり、しかも大人に向けて成長しているときですから、じつに数多くのいろんな体験が、非常にしばしば、彼あるいは彼女にとって、初めての体験になるわけです。初めて、というものは、一回きりのことを、ティーンエージャーは、かたっぱしから体験していると言っていいですね。ところが、大人になってしまうと、体験はくりかえしになってきます。おなじようなことが、何度もあるわけです。かつてあった、これからもまたあるだろう、ということで、なにがあっても、別にどうということはなくなってしまうのです。" (P165)

  • 立てば芍薬、すわれば牡丹、歩く姿は百合の花…の30歳の3人の女性と作家との座談会から始まる様々な物語。十代の思い出からセクシーな気持ち、理想の少年像まで、盛りだくさん!です。

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