バラッド30曲で1冊 (角川文庫 緑 371-55)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041371558

感想・レビュー・書評

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  • うーん、これはちょっと辛いかな。何篇かこれ!っていうのもあるのだが、全体としては洒落たショートストーリーの感は否めない。時間を置いて読み直してみようか。

    Jazzのセッションみたいなもの? その時だけのふとした瞬間を切り取り、同じものは再現されないような。

  • iTunesなどでアルバムを一曲ずつ視聴できたりするが、これはそうやって片岡義男の文章を少しずつ楽しむ本。おしゃれで恋愛をゲームのように楽しみ、ムードに包まれて都市や郊外で華麗に過ごす人々を、これまたイメージを増幅させる(というかイメージ通りな)写真でデコレートして編まれた、いわゆる初心者にとっては入門版でありファンにとっては次の片岡義男作品を求めるようになる一冊。

  • 物語の登場人物はいつの間にか年下になっていた。30年振りに読み返した片岡義男。
    でも、あの時感じた格好良さは色あせることは無いですね。いまだに私の好みの女性のタイプは、片岡義男の物語に出てくる女性像そのままです。

  • 雰囲気のある女性は魅力的。
    片岡義男の世界観には、不思議とすんなりと入りこむことができる。
    静かな時間に温かい飲み物を片手に読みたい一冊。

    以前から大好きな作家さんです。
    なんと僕と誕生日が同じ!!!!
    この本に出てくる写真も心奪われます。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『日本語の外へ』『万年筆インク紙』『珈琲が呼ぶ』『窓の外を見てください』『いつも来る女の人』『言葉の人生』ほか多数の著書がある。

「2022年 『これでいくほかないのよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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