五つの夏の物語 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041371688

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  • 過去でさえ過去になる
    没になった短編小説
    写真は二枚とも靴箱のなか
    ある種の素敵なことがら
    永遠に失われた

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    どうも自分はこの人の書く「大人の恋」というものにあまり興味がないのか?「夏と少年の短編」のときに感じた、あのきらめくような瑞々しい感じがこの短編集では今ひとつ感じられないのだ。主題の違いか、はたまた求めるものが違い過ぎるのか。これだと、文章はとても美しいが、読み終わった後にあまり印象に残らない短編集になってしまう。でもそんななかで「過去でさえ過去になる」の最後の"この写真は過去なのよ。でもその過去でさえ、ほっとくだけでどんどん過去になっていくの"というセリフは良かった。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『日本語の外へ』『万年筆インク紙』『珈琲が呼ぶ』『窓の外を見てください』『いつも来る女の人』『言葉の人生』ほか多数の著書がある。

「2022年 『これでいくほかないのよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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