アール・グレイから始まる日 (角川文庫)

  • 角川書店 (1991年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041371770

みんなの感想まとめ

多様なテーマが織り交ぜられたエッセイと小説が融合した作品で、著者の独特な視点が光ります。特に、社会に対する鋭い批判や、個人の経験を通じた感情の探求が印象的です。章ごとに異なる趣があり、読者は自分の好き...

感想・レビュー・書評

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  • おそらく雑誌等へ寄稿した文章やエッセイ、小説のアイデアをまとめたもの。そういうことで言うと、ビートルズのアビーロードのB面のメドレーに似ていなくもなく、作者の意図なのかもしれない。
    当時の社会に対する考えは現代にも当てはまり、30年以上経っても日本という国が変わっていないことが分かる。
    Part4はビートルズのアビーロードのB面の曲を題材にした短編。曲の長さと文章の長さが一致しているのが面白い。曲の歌詞を知っているとより楽しめる。

  • エッセイと小説が入り混じった文庫本。著者の分類では全て小説ということになるのですけど。
    巻末に収められた『アビーロードのB面』はスタンダールを思い起こさせます。

  • 付箋をつけまくった。

    章によって趣が違う。自分の好きなもの、依頼された文章を書くことについて、今の社会や文明に対する批判、「きみが欲しい」と繰り返す失業中の男と叔母の赤い車に乗る女性の連作短篇ストーリー。

    145ページ、恋愛の向こう側
    片岡義男の小説に対するスタンスが明確に述べられている。

    男女が常に完璧に対等であること。
    劣悪なる現実との距離の置き方。
    言葉はそのまま心だろう。

    こういうところに惹かれるのだ。

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著者プロフィール

片岡 義男(かたおか・よしお):1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、1974年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。1975年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。

「2024年 『日本語の外へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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