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- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041371800
感想・レビュー・書評
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細かいところで「おっ!」というのはあったが全体的にはイマひとつ。
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レズビアンのかたくしなやかな友情と究極の恋愛。
寅さん映画について語り合う雨の日の4人。
偶然で二日続いた普通のセックス。
ステーションワゴンが作る彼女の風景。
そして彼女から勇気を引き出す夢のような薄い下着。
夏から秋へ。時間は消えた。
物語がいくつか残った。
短篇集。
ひさびさのアタリと言っていい作品かも。
一話目の「青いマスカラの涙」はやたらロマンチックというか、描写が綺麗。最初に持ってくるのがもったいないくらい。
そういえば片岡作品に涙ってあまり出てこないね。
逆に「逢いたかったのに」はシンプルな、いかにも片岡作品らしい話。
この2話だけでも買った価値あり。
「雨の柴又慕情」が私の好みに合わなかったかな。まぁでもこれはもともと寅さんがあまり好きじゃないからか。 -
もう死語と化した女言葉を使った短篇が多い。
読む価値はそれほど無い。
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著者プロフィール
片岡義男の作品





