文房具を買いに (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041371978

作品紹介・あらすじ

こんな素敵な文房具に囲まれて暮らしたい!何気ない文房具には、平凡な日常をほんの少しドラマチックに変える、はっとさせられる色や形、そして物語が隠れています。ジム・ジャームッシュが愛用した手帳に誘惑され、フランス製のボールペンにそそのかされ、昔からずっと変わらないデザインの色鉛筆にとらわれる。雑貨に秘められた魅力と、豊かで愛すべきストーリーを、極上のオールカラー写真と共に紹介するエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 2、3時間であっという間に読み終えてしまった。
    文房具好きな人には一読をお薦めする。
    片岡さんの文房具へのコダワリ、だけじゃなく、写真、デザインへのコダワリ、まなざしも半端ない。
    文房具の延長線上にカメラがあるという考え方に、はっとさせられる。
    この本を読んで、マニアックな文房具が欲しくなってしまった。
    それに、ボールペンのカスタムも一度挑戦してみたい。

  • 写真が好きで文房具が好きでセンスがあるとこんな本が書けるのか。
    書き付けるものとして、自分の中ではモレスキンのノートとロディアのメモパットはやっぱり外せない。最近はMeadのミニリーガルパッドがお気に入り。

  • こういう本もあるよね。
    タイトルで文房具紹介エッセイなのかと思ったら、
    どちらかというと美学?とか写真撮る時の蘊蓄…がメイン…かなという感じでした。

    でも、文房具好きなら分かる部分もあって楽しいかなと思いました。

  • 見てるだけで気分が上がりまくるーー

  • 文房具のもつ味を写真でいかに表現できるか。作者のこだわりが美しい。こういう文房具への愛もあるんだ。

  • リーガルパッド:自分の強めたり補完したりする可能性のあるものは、一つ残らず書き出して列挙し、それらを作戦的に色んな方向から観察し、取捨選択しつつ修正をほどこし、論理の筋道を作り、それに沿って論理を組みあげていく。・・・
    すべて書きとめておき、・・論理の筋道を探すための基礎材料となるもの、それがびっしりと手書きされた何枚ものリーガルパッドの紙なのだ。

  • 「愛(ラブ)文房具」

    この作家のことは詳しくないけれど、タイトルと鮮やかな表紙に惹かれて購入。

    著者が好いている文房具・雑貨についてのエッセイ…なのだけれど、その愛し度合いが尋常じゃないです。

    うんちくの量や入手にまつわるエピソードの豊かな表現力、溢れる思いを吐き出すかのような文体が相まって読みながら圧倒される。

    また、表紙も含め取りあげる文房具は著者自身のカメラで撮影され、その方法やレイアウトも異常に凝っており、写真集に匹敵する出来。

    とにかく"愛"が滲み出ている。物を愛するという行為の豊かさを感じることが出来た。

  • モールスキンのノートから、ディクソン・タイコンデローガの鉛筆、チョークや黒板消しまで。美しい写真と文章で綴る、魅惑の文房具。

    これはもう、ジャケットからして一目ぼれでしょう。
    中を開いて見てみても、数々の文房具の写真に目を奪われっぱなし。はぁ。数百円そこそこで手に入るものが、なんでこんなに美しいかなぁ。
    駅ビルに入ると、ついつい文房具を並べてあるお店をのぞいてしまう人間にはたまりません。

    それにしても、この「文房具」という話題のみで、一冊の本を書いてしてしまう片岡氏には驚きである。普通、できないと思う。というか、もっと思い出とか経験とかで膨らませて、読み応えのあるものにしようとしてしまうのではないかと思う。
    なのに、本当にこの本は文房具のことしか書かれてない。ひたすらに文房具のよさ(あるいは悪さ)を描写し、どうすればこれら文房具を上手くカメラに収めることができるかと考察する。その内容にも、私にはびっくりの一冊であった。てっきりもっと、エッセイっぽい本だと思っていたので。

    読み終わったあと、むしょうに文房具(それもできれば海外の・・・)を買いに走りたくなる本。

  • 文具好きっていう理由&ジャケ買い。
    内容は文房具の本!・・・というよりは
    文房具をいかに綺麗にカメラで撮るかという本。
    カメラ知識がないため退屈に感じました。

  • 実は、図書館から借りた本はこっちではなく、ハードカバー(?)だったのですが、検索してこの表紙に惹かれて借りたので、やっぱりこっちの表紙で(笑)

    さて、一言でいうと「オタク…」というのがこの本の感想です。
    文房具オタク。
    いや、文房具マニアか。
    その境界線にいるような気がします。
    元々文房具スキーなのだろうけど(私も好きだ)
    この愛の詰まった文章は、まさしくオタク…!
    すごいです。脱帽しました。
    でもこの人の奥さんは大変だろうなと思う。
    作家なんて、本だけでも家がつぶれそうなほどあるだろうに、その上にこの文房具…。
    映っている写真の中のものなんて、きっとほんのほんのほんの一部に過ぎなくて。
    使うあてがはっきりしないまま、大量に保管しているんだろうなーというのが、想像できる。
    私だったらキレる、と思う。
    でも男性には多かれ少なかれこういうところがあるよねぇ。

    でも写真は見ていてわくわく。
    文章には「ほほー」っと感心。
    オタク的視点から見て、楽しい本でした。

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