亜空間要塞 (角川文庫 緑)

著者 : 半村良
  • KADOKAWA (1977年4月発売)
3.20
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  • 本棚登録 :26
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041375075

亜空間要塞 (角川文庫 緑)の感想・レビュー・書評

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  • SFマニアの仲良し4人組が、どこからかふらっと帰ってきた親戚の足跡を追っていたところ、亜空間に飛ばされた。亜空間内の世界はは、人間のいろいろな能力をテストするために仕切られていた。

    話の大筋は、ディックなども書きそうな人間の弱さを強調した世界で、制限が多いだけにそれなりに楽しめる。ただ、のっけから引っかかるのが4人がSFマニアであるというところだろう。

    この本に関しては、読み方はいくつか有る。世界のお枠を予想しながら呼んだり、素直に冒険もの、ジュブナイル的なものとして読んだりすることが出来、それぞれそれなりに面白く読めるだろう。

    もう一つの読み方として、古典幻想小説や古典SFのパロディーとして読むと言うかたちも王道だ。

    とはいえ、ワタクシもさほど網羅できておらず、全てのパロディーでクスリとくるような読み方ができる人は、本当に限られていると思う。

    結局、一番楽しめるのは最後のタイプの人であり、実際にSFマニアを序盤から押している話の作りなのだから仕方がない。

    また、それぞれの世界のギャップが大きすぎて、世界観などを語りきれておらず、亜空間全体がぼんやりしてしまった感は否めない。

  • 面白い。内容は、自分で確かめてくださいね。凄く興奮します。

  • この本を読んだきっかけを全く思い出せない。ただこの作品を読んでいた頃の私(高3の春)は今よりかなり現実逃避したがっていたので(今現在現実逃避で小説を読むのは非日常を楽しむ意味だが、あの頃は心の底から現実から逃避したかったので逃避の度合いも意味合いも全く違う)何でもかんでも読んでいたと思う。
    話自体はSFというよりは半村良の遊び心満載で4人の冒険譚といった感じだが、面白かった。笑えた。楽しめた。
    私の場合、感動ポイントで評価しているところがあるので、その点から評価は★3つだが、安心して読める良い作品である。

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