セルーナの女神 (角川文庫 緑 375-21)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041375211

感想・レビュー・書評

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  • 半村良の雑多な短編集。SF業界や文壇をイチビッた話が数本あると思えば、歴史純文学のようなものも数本。

    でまあ、いずれにしてもエロ関係から導入されている作品が多いわりに、これといってエロをつきつめるでもなし、SF成分も最終的に純文学のように拡散していくため、全作品印象が薄い。

    巨大餃子の繁殖と言ったバカ系SF作品も、今ひとつ弾け切らないで消化不良である。

    いっそのこと、長編で使うようなわかりやすいショートショート落ちでも混ぜ込んで欲しかった。

  • ちょっとエッチな軽SF、時代小説、作家本人が登場する私SFなどなど取り混ぜた半村良の8作を収めた短編集。
    作品は脈絡なく集められており、ちょっと戸惑うかも。でもどの作品も半村さんらしさがあって、半村さんファンには楽しい一冊。
    「子犬」「奸吏渡辺安直」「伊勢屋おりん」の時代小説三作は「反骨」を描いたものとして後の時代長編を彷彿とさせる。
    表題作「セルーナの女神」も半村さんらしい。

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著者プロフィール

1933年東京都生まれ。都立高校卒業後、紙問屋の店員、板前見習、バーテンダーなど様々な職業を経験した後、広告代理店に勤務。62年「SFマガジン」第2回SFコンテストに「収穫」が入選。71年初の単行本『およね平吉時穴道行』刊行。73年『産霊山秘録』で泉鏡花文学賞、75年「雨やどり」で直木賞、88年『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞受賞。『石の血脈』『戦国自衛隊』『妖星伝』など著書多数。2002年逝去。

「2023年 『半村良“21世紀”セレクション1 不可触領域/軍靴の響き 【陰謀と政治】編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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