- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041375235
感想・レビュー・書評
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東京出張へ持参。幕末篇はスターが勢揃いで、やはり面白かった。お龍を良く描いた作品は珍しい。さらに、時代が飛び、現代篇。飛稚は光のネットワークの種をまき失踪、彼の帰還を待つ人々の会話がとても良い。
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【評価】ふつう
【キャッチコピー】ヒ。たのもしく哀しき存在。
【一行書評】下巻は幕末から現代(ちょっと以前)まで。
【内容】下巻に入ってからだんだんと面白くなってきた。
上巻はいうなれば
・戦国時代・飛稚編。
・戦国時代終焉編。
・戦国後・猿飛佐助編。
下巻はいうなれば
・江戸末期(天保)・鼠小僧次郎吉編。
・幕末・坂本龍馬編。
・第二次大戦後・ふたたび飛稚編。強いて言えばこれが本編ということになるか。
【この作品10の要素】
・ヒという存在。
・歴史のカゲにヒあり。
・忍の中でも別格の能力。
・超能力。
・歴史的人物の誰がヒなのか。
・ころころ代わる主人公。
・ヒの男と女-オシラサマ。
・産霊山ネットワーク。
・芯の山。
・SFなのか伝奇ものなのか。
【得したこと】ヒを通して歴史を楽しむ方法を知る。
【損したこと】物語としてはめちゃくちゃおもしろいというわけでもなかった。
【読了日】2010年05月21日
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著者プロフィール
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