オヨヨ島の冒険 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 154
感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041382011

作品紹介・あらすじ

あたしの名前は大沢ルミ、小学5年生。学校からの帰り道、変な外国人の二人組にさらわれかけ、あやうく難をのがれたけれど、その翌日、今後はヒゲゴジラことうちのパパが誘拐された。あたしたち一家に魔手をのばす秘密組織って何?オヨヨ大統領の正体は?ギャグ、パロディ…あらゆる「笑い」をミックスした傑作コメディ。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生5年生の大沢ルミは、ちょっとお転婆の女の子。
    脚本家のパパとママと暮らしている。
    ある日の学校からの帰り道。
    ルミは、変な外人に誘拐されそうになる。
    危うく難をのがれたが今度は、パパが誘拐される。
    ルミちゃんの一家に魔手を伸ばす謎の秘密結社とは?
    そんな時死んだと言われていたおじいちゃんが生きているとママが告白するのだが・・・。

    ギャグ・パロディーあらゆる笑い満載のユーモア冒険小説です。

    「パパやママが買ってくる童話が面白くないと言って、拗ねてる子供たちに・・・。」
    この言葉の通り子供でも読める作品です。
    でも、舞台が大阪万博の頃なんですよね〜。
    大人が読んでもとっても面白いです。
    思わず声を上げて笑っちゃう感じです。
    決して電車の中や人前では読まないように・・・。
    恩田陸が子供の頃読んで初めて文体を真似した小説です。
    黙って手に入れましょう

  • 「オヨヨ島の冒険」を読み解くための「死語ノート」
    1.「ニコライニコラス」はコント55号の萩本欽一と坂上二郎のキャラとボケ突込みを踏んでいる。3巻目以降はその色が薄くなる。「おはよう~くん このテープは自動的に消滅する」はスパイ大作戦=mission impossibleの指令のパクリ。白系ロシア人、今では全くの死語。二人は白系ロシア人の設定。ロシア革命で、赤系の=共産主義 ソ連から亡命したロシア人のこと。戦前の日本、函館とか新潟神戸横浜などに多くいた。
    2.大橋巨泉前田武彦の「ゲバゲバ90分」というショートコントでつなぐ番組があった。その中で、ハナ肇(クレージーキャッツのリーダー)が「アッと驚くタメゴロ~」と叫ぶ。為五郎おじさんも驚いている。「 ゲバゲバ90分」のネーミングは小林信彦氏とのこと。
    3.70年の大阪万国博。実際にニコライたちの様に「太陽の塔」に立てこもった人が出た。映画解説者淀川長治さんの語り口「こわいですねえ~ たくさんたくさんありました~そして(本来なら、サヨナラサヨナラでおわる」
    晶文社版の小林泰彦氏のイラストがこの後のちくま文庫版で引き継がれていないのが残念。
    晶文社版を若干書き換えている。「言葉狩り」のため。読み比べてみると数か所気づく。

  • あっという間に読了。薄い本だったので。子供向けということでしたが大人でも楽しめるかな。1970年代の出版ということで時代を感じるギャグが所々に。アーメンソーメン冷やソーメンなんて何十年ぶりで聞いたわf^_^;続編ありでシリーズ化されてるらしいけど読むかなぁ…機会があれば…。挿絵がやっぱり時代を感じる。バスの中とかでは広げにくいかも。

  • 子供の頃出会って読んだ本。

    凄く面白くて声を出して笑った思い出がある。

    それからオヨヨシリーズを次々読んだ記憶がある。

    大人になってそのことを思い出し、改めて読んでみた。

    「あれ?子供の時読んだほど面白くない。」と思った(笑)

    それでも私にとっては大切な思い出の本。

  • 小林信彦さん初読み。
    夏休みっぽいな~と手に。
    (舞台は冬のようでしたが(笑))

    何も考えずに読める本でした。
    息抜きに、ちょうどいい本でした。

  •  懐かしい。小学生ぐらいに読んだかな。とにかく面白く、シリーズ全部を読んだ。
     小学生でも楽しめる内容。大人になると幼稚に思えるかなと思いきや、普通に読めた。常識に縛られた大人の目から見るとツッコミどころ満載。でも気にならない。そんなのどうでもいいやと読み進める。上手いんだろうな。
     ギャグやパロディは昭和四十年代を知らないと笑えないだろうな。
     『宇宙兄弟』を読んでいた娘に面白いぞと渡すと、『宇宙兄弟』そっちのけで読み始めて笑っていた。

  • ハチャメチャで、すごいおもしろいな。
    どうして絶版なんだろう?

  • 1974/9/30

  • やっと読めたオヨヨシリーズ

    他のは復刊してないのかなぁ

  • 購入者:Shin(2008.11.30)
    とても変った冒険小説。今までとは違った読み応えでした。なんだか、変な感じです。
    貸出:小畠 返却:(2008.12.23)
    主人公ルミちゃんは大人顔負けのところがあり、もしかしたら大人よりずるいところが、自分の少年時代とだぶり、共感するところが随所にあった。またルミちゃんのパパがとっても楽しいキャラクターでこれまた今の自分とだぶり、愛すべき大人であった。また文書表現もリアル感が伝わり、実際に自分が体験しているしような錯覚におちいり、のめりこめる楽しい本であった。
    貸出:村田(2009.7.7)返却:(2009.9.20)
    単純明快な内容で、楽しく読めました。
    貸出:滝口(2009.11.3)返却(2009.11.23)
    1970代初め本。ヤング・アダルト会話の遊び大人向け、子供向け楽しい本。
    貸出:秀司(2010.10.19)返却:(2010.11.16)
    バカバカしくて、とても楽しく読めました。漫画的で、キャラクターがそれぞれおもしろかったです。

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著者プロフィール

小林信彦 昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞。

「2019年 『大統領の密使/大統領の晩餐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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