鬼の跫(あしおと) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041407844

作品紹介・あらすじ

真昼の情事に溺れる妻を尾行し、その現場に踏み込んだ現職警部・越智数正は、許しを乞う妻を射殺し、相手の男・由布文人の膝頭を射ち抜いた。懲役10年6ケ月-刑は確定し、越智は千葉刑務所に収監された。そして服役中に唯一の心残りであった娘・珠樹が自殺したことを知る。…妻が死に、娘が死んだ今、不義を働いた由布は、やはり死をもって償うべきだ。越智は受刑者を束ねる暴力団組長と共謀し脱獄を図り、復讐の鬼と化した。一方、越智逮補に失敗したかつての上司・瓜生も職を辞し、越智を追う旅を始める…。傑作ハード・ロマン。

感想・レビュー・書評

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  • なんだこのエロハードロマンは!確か読メで知ったはず。と思ったら、道尾秀介さんの方を読みたかったんだーーーー! この作品は、昭和のサラリーマン小説。暴力とsexのみ。くさそうな男たちが猿以下で、知性の欠片もない、性欲を数ページごとに見せてくれる。あぁ。このエロで売った作者っていたんだろうなぁ。あの時代には。

  • 13/11/26 荒唐無稽の一語につきる。

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著者プロフィール

1930年11月3日年香川県出身。ハードロマンと呼ばれる作風で人気を得る。1969年にデビュー後、動物小説、社会派ミステリ、アクション小説(バイオレンス小説)、パニック小説など幅広い作品でベストセラー作家となる。代表作に、映画化もされて大ヒットした『君よ憤怒の河を渉れ』『犬笛』など。

「2020年 『癌病船応答セズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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