koochannさんの感想
2013年8月25日
同じ類の本。今度は関西のある市役所(西宮?)のホストコンピュータへの侵入、データ改竄という犯罪から、これを人質のようにして5億円の要求。それをなるほどこんな方法で入手すると完全犯罪だ、という凄いアイディア、ところが思わぬところから綻びが。これも今後充分起こりうる犯罪のような気がします。コンピュータだけでなく、手形・小切手、金融ブローカー、悪徳弁護士などの知識も得られ、面白い小説です。