いつも心に太陽を (角川文庫 緑 422-6)

  • KADOKAWA
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041422069

感想・レビュー・書評

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  • どの短編もすごく面白かった。殆ど星新一にでてくるあり得ないSFくらい理解不能なダメ人間達(自分の葬式に血道を上げる父親、ヒモの話など)がダメしてる舞台を思わず笑っちゃうような台詞回しと諧謔みで展開させていくのはさすが脚本家としかいいようがない、本当に楽しい読書でした。台詞につく声音というのが本当に大きく感じられて、舞台に携る人の力量ってすごいな…て思った。こんな人情味がある文書いてみたいもんだ。
    お目当の「ロマンス」はなかなかハードボイルドで耽美でした。こういう男性的な文の男同士の話はたまんないな(..◜ᴗ◝..)

  • つかこうへい。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。劇作家、演出家、小説家。大学時代から演劇活動をはじめ、73年『熱海殺人事件』で岸田國士戯曲賞を当時最年少の25歳で受賞。70年代演劇界に一大旋風をおこす。82年『蒲田行進曲』で直木賞受賞。現在も国内外で活発な劇作・演出活動を続ける。

「2018年 『小説 熱海殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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