銀ちゃんが、ゆく―蒲田行進曲完結篇 (角川文庫)

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感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041422281

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には、「これを読むために『蒲田行進曲』を読むのだ」と言っても過言ではないんじゃないかというほどの超名作。だと思っております(微妙に弱気)。

    なんかもう段々麻痺してきて銀ちゃん・小夏・ヤスの三角関係が訳わかんなくなってくるって云うかどうでもよくなってきちゃう。
    前作では破天荒一本槍だった銀ちゃんが自らの半生を告白するに至って、「ああ、だからか……」と納得できてしまう所は賛否両論かもしれません。

    最終的には話のスケールのあまりのデカさにただただ泣き笑い。
    「活動屋」の熱さに、銀ちゃんの一途さに心底シビれました。

  • 蒲田行進曲はつか氏には珍しい小説っぽい小説。
    私の友人はちょっとリアルになっちゃって悲しくなったと言っていたがこれも分かる気がする。

  • 蒲田行進曲の完結編。
    時系列的にも前作の続きの話。
    前作では登場人物に全く共感できなかったが、今回は主役銀ちゃんの言動に心動かされるものがあった。
    なかなか面白かったです。

  • 105円で古本屋で買って、数ヶ月間読まずにいた。
    積もったほこりを払い読み始めると、「ええっ」とおどろくほど面白かった。こんな面白いものを放っておいたなんてもったいないことをした。そう思いながら、普段の読書より倍の速度で読みきった。
    前半どたばた、後半ほろり、とした展開だった。

    「銀ちゃんが、ゆく」にでてきた曲…「恋さぐり 夢さぐり(クールファイブ)」、「すばる(アリス)」「チャコの海岸物語(サザン・オールスターズ)」「マイウェイ(フランク・シナトラ)」
    うぬぼれの強い役者たちが「俺に、歌いながら立ち廻りをさせろ」とわがままを言った曲。

  • つかこうへいの作品の生々しさ、愚かしさ、暴力を見ていると、TAKESHIの映画を思い出す。
    全てはひるがえって、無垢なるものを映し出す。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。劇作家、演出家、小説家。大学時代から演劇活動をはじめ、73年『熱海殺人事件』で岸田國士戯曲賞を当時最年少の25歳で受賞。70年代演劇界に一大旋風をおこす。82年『蒲田行進曲』で直木賞受賞。現在も国内外で活発な劇作・演出活動を続ける。

「2018年 『小説 熱海殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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