キリオン・スレイの生活と推理 (角川文庫)

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感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041425039

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。シンジンソウに出てきた作家さん、知らないなぁと思って借りてみました。最初に出てきた女子大生はレギュラーじゃないんだ。

    なんとなくですが、バブルぐらい?にジュリアナだかクラブだかが流行っていた時代の作品なのかなぁなんて思いました。なんというか、生活だけでなく日々の暮らしに余裕がありそうな感じとかが。
    殺人事件の解決とか、アリバイ作りとかはソウナンダーぐらいで読んでしまいましたが。こういうアイディアを考えるのって大変そうだなぁなんて思ったり。

  •  まぁ…無理やりの推理て感じもしますけどね。
     キリオンさんのキャラが、意外と普通だよね。
     1話目の明子さんが嫌すぎる。

  • 必読書。

  • ミステリ短編集。かなり奇妙で魅力的な謎がいっぱいです。正直、あまりに奇想天外すぎて、こんなトリック解決できるの?と思うほど。……って、実は単なる虚偽の証言で、トリックではないパターンが多いのですが。それでもなぜそのような嘘をついたか、という謎はきちんと解かれるので。がっかりはさせられませんでした。
    お気に入りは「なぜ完璧のアリバイを容疑者は否定したのか」。ミステリとしてはこれ、一番不可解な謎ですもんね。

  • アメリカ人の詩人キリオン・スレイとキリオンを居候させている青山富雄が事件を解いていく連作の推理小説。興味のままに事件に顔を出してしまうキリオンとそれを少し呆れながらも楽しんでいる富雄の掛け合いが面白いです。

  •  日本にやってきた前衛詩人キリオン・スレイが探偵役のミステリー短編集。タイトルが「なぜ自殺に見せかける犯罪を他殺にしたのか?」等、矛盾を含んだ謎で統一されており、ってコレって、タイトルだけでミステリーのつかみとしては50%くらい成功しているんじゃないでしょうか? 解説も興味深い。とりあえず私は都筑道夫氏のミステリー論『黄色い部屋はいかに改装されたか』を図書館で借りるよう予約しました。おお、面白そうじゃん!
     因みに本書では、「なぜ完璧なアリバイを被害者は否定したのか」が一番好き。(出だしのシーンが好きなのは「なぜ殺人現場が死体もろとも消失したのか」)←楽しい。

  • 論理的な推理小説を書かせたら右に出るものはなかなかいないね。それに軽妙な会話と魅力的な謎。これが凄くまとまってる感じ。もっとも素晴らしいのはこの薄さ。変な衒学趣味とかが全くなく、ストレートな推理短編になってる。よかった。

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著者プロフィール

(つづき・みちお)1929-2003。東京出身。10 代から時代ものを発表していた読物雑誌の衰退に伴って海外ミステリ翻訳家に転向、『E
QMM(エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン)』日本版編集長を経て、1961年『やぶにらみの時計』を刊行、推理作家となる。トリッキーな趣向を凝らした作品の一方、ユーモラスなアクション小説、捕物帳を含む本格推理、ハードボイルド、SFミステリなど多彩な作風をもつ。永く無冠でいたが晩年に日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2022年 『都筑道夫創訳ミステリ集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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