石ころのうた (角川文庫 み 5-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041437025

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  • 三浦綾子さんの自伝。女学校に入った頃から小学校教諭になり、終戦時の墨塗り教科書を経験して虚無におちいるまでのことが描かれている。どこまでも自分を客観視している文章が冷徹。だれしも触れたくない過去はあると思うが、その暗部をさらけ出す勇気に感服した。普通のひとは自分のことをここまでは書けない。三浦さんの作品の深みがこの体験から来ていることに気付く。たくさんの重要な出会いがあるのは、彼女の人徳だろうか。

  • (メモ:高等部2年のときに読了。
     その後、購入し、数回読みました。)

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著者プロフィール

1922年北海道旭川市生まれ。小学校教師、13年にわたる闘病生活、恋人との死別を経て、1959年三浦光世と結婚し、翌々年に雑貨店を開く。1964年小説『氷点』の入選で作家デビュー。約35年の作家生活で84にものぼる単著作品を生む。人の内面に深く切り込みながらそれでいて地域風土に根ざした情景描写を得意とし〝春を待つ〟北国の厳しくも美しい自然を謳い上げた。1999年、77歳で逝去。

「2021年 『残像 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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