- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041437025
感想・レビュー・書評
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三浦綾子さんの自伝。女学校に入った頃から小学校教諭になり、終戦時の墨塗り教科書を経験して虚無におちいるまでのことが描かれている。どこまでも自分を客観視している文章が冷徹。だれしも触れたくない過去はあると思うが、その暗部をさらけ出す勇気に感服した。普通のひとは自分のことをここまでは書けない。三浦さんの作品の深みがこの体験から来ていることに気付く。たくさんの重要な出会いがあるのは、彼女の人徳だろうか。
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(メモ:高等部2年のときに読了。
その後、購入し、数回読みました。)
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著者プロフィール
三浦綾子の作品






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