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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041437056
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みんなの感想まとめ
愛憎が交錯する人間関係の中で、主人公の陽子が自己を見つめ直し、成長していく姿が描かれています。彼女の過去の苦悩や葛藤は、周囲の人々との関係を通じて浮き彫りになり、特に夏枝というキャラクターが陽子の人生...
感想・レビュー・書評
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評価は5(++)
内容
【あなたは殺人犯の娘なのよ】という母の声を遠くに聞きながら睡眠薬を飲んだ陽子…。愛憎交錯するなかで、悩み、成長してゆく陽子の姿を通して、罪のゆるしとは何かを世に問う感動の巨編
相変わらず我が儘で大人になりきれず自己中心的な夏枝に苛つくものの、陽子を囲む周りの人びとが本当に思慮深くいい人ばかりなのでつい読んでしまう。しかし、夏枝は何とかならんもんか(`_´)こういう常識知らずの奥様いるよね~。主役じゃ無いのに私にとっては凄い存在感だわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想は下巻に。
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ちょっと長い気もする…。早く下巻も読みたい!
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自殺未遂を経て、誰に対しても親切で穏やかでほがらかだった陽子の心が凍りつき、自分の二面性とその根源にある原罪を見つめる。恐怖、憎悪や他人に冷たく接した過去がいつまでも忘れられず人格形成をしてきた私にとって、陽子が自殺から目覚める瞬間に初めて夏枝の般若の顔が深層心理に沈殿していだと気づいたことが驚き。私であればどんな歪んだ人間に育っていただろうと想像するだに恐ろしい。陽子や啓造のフィルター通してみる夏枝に嫌悪を抱いてきたが、夏枝の心配りや真の優しさが表現されると夏枝の人の良さについても思いを馳せられるようになる。人を評価するとは、なんと身勝手な行為だろう。
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氷点の時のドロドロとした昼ドラ的な雰囲気はなんか落ち着いた感じ。
なんだかいろんなことで悩んだり苦しんだり怒ったり悲しくなったり時には嬉しかったり。
人間同士の関わり方の難しさとか生きていくことの難しさだとか色々考えさせられた。
下巻ではどういう風に着地するんだろう。 -
考えさせれる
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自分はどのタイプっていうかんじではなく、揺れる感情がどの登場人物にも共感できるところが一つや二つあるところがなんだか心を見透かされているような感じ。物語が進につれて心情が変化していくんだけど、また嫉妬深さがでたり優しくなったり相手のことを思えたり。いろんな角度からの感情がイライラさせ、またちょっと共感しながら読んでました。
でも辻口夫婦だからか。夫婦ってこんななの?
しっかし生きるって大変だなぁ。
罪を大きな石ころと小さな石ころで例えたところはおもしろかった。
辰子さんかっこよすぎ。ひとり芯のあるひとがいるだけで救われる。 -
★評価は再読了後に。
改めて思うに、一昔前の大河小説か。幹が大太で、枝葉は粗いと。ゆったりとその流れに委ねて読む小説ですなぁ、そんな事件重なりませんよというのは無用の突っ込みか。 -
女が描く女ってねえ怖いねえ
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前作に比べると穏やか。下巻に期待
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陽子、以前は超人な聖人だったのに、その持ち味がいかされていなかった続編。。。
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氷点に続き、高校生以来の再読。
このドロドロ感が堪らん...!
人って、段々欲深くなっていく生き物だな、と。
程度によるだけで、自分もそうなのかと考える機会にもなった。 -
心 洗われる作品。
重いテーマで描かれているけれど、
読んで 心が軽くなった。 -
『氷点』での事件(?)があってから陽子のプラス思考は薄れてしまうが、そこから少しずつ成長していく姿を見てると自分も色々気づかされる事があったので良かった。ただ、同じ様な事を啓造も考えてたりするが直ぐに夏枝や村井と接触する事によって台無しにしてしまうので情けない。でも、自分は陽子より啓造に近いと思うので悪くは言えない。 夏枝は前回の事がありながらも相変わらず。この人の考え方は怖い。辰子がおらんかったらどうなってるんやろ?夏枝の父親はええ事は言うけど結局娘は野放しやもんなぁ。
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一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである
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自殺をはかった陽子は一命を取り留めた。そして、自分の本当の出生について知るが、己は背信の結果として生まれた子だと、実の母を恨むことになる。ドロドロとした辻口家の人々の心の模様が生々しい。
妻、夏枝に対し憎悪したり哀れんだり愛おしく思ったりする夫、啓造。人間そんなもんだよなぁとつくづく思った。特に、啓造は妻の軽い浮気に対し、そんな些細なことはもぅ気にすまいと何度も思いつつ、結局、事ある毎に蒸し返している。どうしようもない啓造だが、共感してしまう。人間って大層な事を言っている割にはこんなもんだよな、と激しく思った。
著者プロフィール
三浦綾子の作品
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