病めるときも (角川文庫 み 5-7)

著者 :
  • KADOKAWA
3.72
  • (11)
  • (9)
  • (17)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 83
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041437070

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 三浦綾子の本当の話かな、と思わせるような話からはじまり。

    最後の、研究してた青年の話が苦しい。

  • 奈落の声、には驚かされました。三浦綾子さんの小説に惹かれる訳がわかった気がしました。善意を貫くことは大変で、善意の行為の中にも無意識に人を傷つけていることは多いのではないかと反省させられました。

  • 「難しい」と言うのが率直な感想。
    解説を読んで、少しだけ感じ取れる始末。
    時代背景が違うから、と思うものの、そもそもまだまだ読解力(感性?)が足りないのだろうと思う。

  • 奈落の声が特に好き。

    地球を丸くした理由なども好き。

  • 「愛するという事はなんと哀しいことなのでしょう…」という言葉が印象的。しかし、不幸なように思われる報われない一生でも、人を本当に愛する事を知っている人は幸せなのではないかと思った。そして美しい。

    またどうでもいい事だが、『どすぐろき流れの中より』の設定が伝えたい事は違えど『八日目の蝉』の設定に似ているなと思った。

  • 110115購入。110116読了

  • 【病めるときも】 三浦綾子さん

    「井戸」「足」「羽音」「奈落の声」
    「どすぐろき流れの中より」「病めるときも」
    6編の短編集。

    テーマは「愛」

    血の繋がっている者が愛があるとは限らない。
    真実の愛とは??

    物語の終わり方が、読者に「愛」を問いかけるような
    他の三浦さんの作品とは違った印象を受ける作品集でした。

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • ミステリーやホラー小説は読んで楽しい。
    読後スッキリ感があったりもする。 この本は読んでて痛々しい。神々しい。
    そして読後 胸がアツクなる。 じわ~・・・ではない。 カッー! という感じ。

    ( ・_ゝ・)<信念を持って清く正しく生きている者は美しい。

  • この中に出てくる女の人はすごい。
    とてもストイックな感じの女性から、こっそりと遊びまくってる既婚者まで出てきますが、どっかで凛とした主義主張を持っています。

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

「2023年 『横書き・総ルビ 氷点(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三浦綾子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×