難病日記 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 38
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041437193

作品紹介・あらすじ

「朝、思いがけず自力で布団の中から這いだし、トイレに立つことが出来た。そして洗面も一人で出来た…」薬の副作用による幻覚に苛まれながら、日ごと肉体から力を奪い取るパーキンソン病と闘った日々。その日一日の一挙手一投足に一喜一憂しながら周囲の人を思いやり、神に祈りを捧げ、長編『銃口』の執筆に情熱を注いだ三年間。三浦文学のファンのみならず、病など苦しみにあるすべての人を勇気づける日記文学の結晶。

感想・レビュー・書評

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  • 三浦綾子さんの晩年の日記をまとめたもの。
    読み始めた当初いつ頃書かれた本なのか、よくわかっておらず、やたらに周囲の人が亡くなる人だな‥と思っていたが、その当時の著者の年齢がわかると、なるほど‥と納得。

    若かりし頃の闘病の話ではなく、老境に入ってからのパーキソン病の話が中心であるが、闘病記というよりも病を抱えながらの日々の日記というニュアンス。

    この本を読むと、宗教を持っていてると日々のことに感謝できるようになるのと、自分のことばかり考えないで他の人のことを考えることで、自分の病状や身体の辛いことばかりを考えずに済み、ささやかな幸せを喜ぶことができるようになり、本人自身も幸福でいられることがあるのだな‥というのがよくわかる。

    まぁ、読み取り方によっては、ある種のライフハックにも見えるかな。

  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:915.6||M
    資料ID:95000197

  • (メモ:高等部1年のときに読了。)

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著者プロフィール

1922年北海道旭川市生まれ。小学校教師、13年にわたる闘病生活、恋人との死別を経て、1959年三浦光世と結婚し、翌々年に雑貨店を開く。1964年小説『氷点』の入選で作家デビュー。約35年の作家生活で84にものぼる単著作品を生む。人の内面に深く切り込みながらそれでいて地域風土に根ざした情景描写を得意とし〝春を待つ〟北国の厳しくも美しい自然を謳い上げた。1999年、77歳で逝去。

「2021年 『残像 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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