Wの悲劇 (角川文庫 緑 445-9)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041445099

感想・レビュー・書評

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  •  先日、たまたま映画版を見て原作が気になっていたところ、図書館の追悼コーナーで見つける。
     気にはなっていたものの、書庫収蔵本であり、こんなことでもなければ借りるまではしなかっただろう。何かの縁と思って読み始める。まさか映画でわずかしか扱われていない劇中劇の原作だったとは。制作側はよく原作をそのような扱いをしたものだと思うし、原作者もよくそれを許したものだと思う。当然、原作者は不満だったろうが。

     表紙は映画版薬師丸ひろ子のノスタルジックなスチル写真だった。それだけで出会った価値あり。

  • たまたま図書館で見て手に取った本。
    『Yの悲劇』をちょっと前に読んだので。

    とある刺殺事件の犯人を匿うため、
    偽装工作に出た一族と居合わせた家庭教師。
    しかしそこにはとある人物の陰謀と事件の真相が隠されていた。

    この内容を裏表紙で読んでしまっていたので、
    純粋に楽しめなかったような気がする。

    あまり説明の過ぎる内容の紹介文はダメだなぁと思う。


    今度ドラマ化するようだが、それとはどうも内容が違うようなんだがどうなんだろう?

  • ドラマ化されるので読んでみた。まさかと思う展開でいかにもな推理小説だったな。ただおそらく古い本(裏にバーコード?すらない)のでほとんどの漢字にルビがふってあって読みにくかった…
    犯人を隠蔽するときに犯人と被害者が同じ血液型だからばれないだろうという件は、DNA鑑定なんてなかった時代だもんなーと。ドラマではどうなるんだか気になる

  • 2006.03

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著者プロフィール

一九三八(昭和一三)年東京都生まれ。慶応大学在学中に長編『すれ違った死』が江戸川乱歩賞候補に選ばれる。七〇年『天使が消えていく』が再び同賞の候補になり、単行本化され作家デビューを果たす。七三年『蒸発』で日本推理作家協会賞、八九年に仏訳『第三の女』でフランス犯罪小説大賞、二〇〇七年日本ミステリー文学大賞を受賞。主な著書に『Wの悲劇』『』や「検事 霞夕子」シリーズなどがある。二〇一六年没。

「2018年 『77便に何が起きたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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