秘めた絆 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041445242

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 社長の正妻である主人公 珠子は夫との血液型の相性が悪いらしく不妊だった。社長は、秘書の薫が妊娠して子供を欲しがるが珠子との生活を壊すつもりはないようだ。
    珠子は不妊相手との子供が出来、社長の子供といて育てるが、だんだん自分に似ていないので親子鑑定を考えていると社長から言われる。
    一方、四年たって認知してもらえない薫は別の男性との結婚を望むが、社長はもし妻の子が自分の子供でなければ薫の子が唯一の実子となるため許そうとしない。
    珠子と薫は検査のときだけ子供を取り換え、めでたしめでたし。

  • 野々村珠子の十三年の穏やかな結婚生活は一変した。夫康平の秘書が、康平の子を宿し産むという。思い悩むうち、珠子も妊娠する。男と女、親と子を繋ぐものは何か。痛切な愛のミステリー。(山崎洋子)

    野々村珠子の 13年の穏やかな結婚生活は、突然の来訪者によって一変する。夫・康平の秘書の薫が、康平の子を宿していると珠子に告げ、産みたいと申し出たのである。思い悩むうち、珠子自身も妊娠する。5年余りの、康平と2組の母子の奇妙な共存…。その中で、しかし、康平が抱いた疑惑は大きく膨んでいったのだ。夫の言葉に珠子は鋭い戦慄を覚える。そして同時に、胸深く埋め去ったはずの追憶が、彼女の心を満たして行くのだった。男と女、親と子を繋ぐものは何なのか―。痛切な愛のミステリー

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

一九三八(昭和一三)年東京都生まれ。慶応大学在学中に長編『すれ違った死』が江戸川乱歩賞候補に選ばれる。七〇年『天使が消えていく』が再び同賞の候補になり、単行本化され作家デビューを果たす。七三年『蒸発』で日本推理作家協会賞、八九年に仏訳『第三の女』でフランス犯罪小説大賞、二〇〇七年日本ミステリー文学大賞を受賞。主な著書に『Wの悲劇』『』や「検事 霞夕子」シリーズなどがある。二〇一六年没。

「2018年 『77便に何が起きたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

秘めた絆 (角川文庫)のその他の作品

夏樹静子の作品

ツイートする