白愁のとき (角川文庫)

著者 : 夏樹静子
  • 角川書店 (1996年1月発売)
1.33
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • 13人登録
  • 2レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041445297

白愁のとき (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • アルツハイマーを題材にした本は、今までいくつか読んできたけど、これが一番共感できなかった。

    やっぱり一番共感できたのは『恍惚の人』その次が『明日の記憶』
    この本はね~、なんかウンチクや理論が多すぎて読みづらい。
    で、本人の「どーしよー」って気持ちはわかるんだけど、その周りの家族の気持ちがほとんど書かれてないの。
    だから、後半の方で、奥さんが切れたシーン。そこがとっても印象的だった。
    本当に自分が若年性アルツハイマーになったら、やっぱり家族のことを一番に考えると思う。
    なのに、この人、突然好きになった女と不倫旅行して、しかも最後は愛人のとこに転がり込むか~?
    で、果てには、自殺のことを考えるなんてさ、なんて勝手な人なんだ。って思った。
    こんな奴だったら、もう勝手にボケて死ねばいい。
    って思った。

    夏樹静子は、アルツハイマーに若くしてなった大変さを書きたかったのか。それとも、卑怯で身勝手な男のことを書きたかったのか。わからない。

  • 若年性アルツハイマーをテーマにしたお話です。
    こちらも働き盛りの52歳の男性。造園設計をしていて、雑誌などにも取り上げられたり、海外の賞をとったりするほどのやり手。
    でも、アルツハイマーになってしまいます。
    何エーカーもある広大な土地全体をデザインする・・・という、自分にとっても記念碑になるような仕事だけは、最後にやりとげたい。
    でも、自分の「精神余命」はいつまでもつのだろうか・・・・
    というお話です。

全2件中 1 - 2件を表示

白愁のとき (角川文庫)のその他の作品

白愁のとき (新潮文庫) 文庫 白愁のとき (新潮文庫) 夏樹静子
白愁のとき (角川文庫) Kindle版 白愁のとき (角川文庫) 夏樹静子
白愁のとき 単行本 白愁のとき 夏樹静子

夏樹静子の作品

ツイートする