神狩り (角川文庫)

  • 角川書店 (1977年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041446010

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

言語構造を通じて神の存在を探求する斬新なアプローチが魅力の作品で、SFの醍醐味を存分に味わえる内容となっています。デビュー作とは思えないほどの緻密な設定と、論理記号や古代文字の解析が絡み合うことで、読...

感想・レビュー・書評

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  •  これが山田正紀のデビュー作か。論理記号が2つしかないとか、七重以上に入り組んだ関係代名詞があるとか、”古代文字”を解析する部分を読んでいるときのぞくぞくする感じは、まさしくSFの醍醐味。長編としては短めのせいなのか、無駄な部分がなくてすっきりしている。
     けど知りたいのは、この小説のラストの後がどうなるかなんだけどなあ。神は存在するのかという、古典的かつ究極的な問いに対する答えを期待したのに。人間には神は理解できないというんならそれでもいいんだけど、ここで神と呼ばれている存在は、そこまで絶対的な存在ではないような気がするし。火星の話まで出しておいてこれはないよな。
     それと人物の造形はちょっといただけない。主人公はみんなから嫌われてるけど、普通こんな優秀な奴だったら、同僚から妬まれるのはともかく、上司は絶対手放さないと思うけどなあ。ユリアが生きているうちは主人公を受けつけなかったくせに、死んだとたん守ってくれてるというのもちょっとね。
     まあ不満な部分はあるにしても、デビュー作でこれを書いたというんだから、山田正紀はやっぱすごいっす。

  • 言語構造から<神>の存在を探り当てるとは!SFの設定にしても、なかなかないアプローチで斬新。この作品だけでは未完というしかないが、続編が出ているようなので期待。

  • 2010/2/3購入

  • はじめてこの本を通して山田正樹さんを知りました。

  • (2007.3)

  • 日本のSFに目覚めた一冊。Part2はどうなった?

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著者プロフィール

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で本格ミステリ大賞、日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍。

「2023年 『山田正紀・超絶ミステリコレクション#7 神曲法廷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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