人間競馬 悪魔のギャンブル (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 39
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041446140

感想・レビュー・書評

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  • 毎日暑いです。溶けそうです。ホラー文庫新刊を
    迷わず書店で購入。しかし...自室のエアコンが故障。まるで
    というか...完全に蒸し風呂状態。死ぬっつーのw。
    まったく本なんて読めんw。意識が飛ぶw。
    そんな中途切れ途切れの意識の中読了。

    ガーコイル(悪魔)が仕組んだ人間競馬なんですが、その
    辺りがやや分かり難くて「デスゲーム」って感覚が
    伝わりにくい気もします。後半でようやくその
    レースの全貌が分かってきますが、そのレースは
    大穴、万馬(人)券。大荒れな結果に。
    でも、その勝者がそもそもレースに参加している旨の
    記述がないのはアンフェア??

    つーか、この感想書いてる今も汗が目に染みて、
    暑さで脳が溶けてしまいそうですw。

  • なんだろう、こういった救われず救いのない身に堕ちた人間同士の命のやり取り…という内容にしてこのタイトルをつけてしまえば、メタではないけれど10人読めば10人がまさに"穴馬"的な結末を想起せざるを得ない。それだけに、秀逸な結末をその名が多いに貶めてしまっているのは致し方ないのか

  •  山田正紀の本が角川ホラー文庫から出ていたので、驚きと嬉しさでつい買ってしまった。
     ガーゴイルの出てくるシーンなどは、SFの世界で、妖しく幻想的な世界をさんざん書いてきた著者のお手の物という感じでいいのだが、おまけという感じがする(メイン設定でもあるのだが)。
     物語には4人の登場人物が登場する。それぞれの特殊能力を生かし、それぞれの目的に向かって生きていくが、意外なところでその人生は交錯し殺意を抱く。著者がミステリの世界などでよく使う書き方で流石である。視点が次々に変わる話は好みだ。が、いささか読むのが辛かった。メインとなる老人の殺害自体があまり面白くなく、真相がわかっても「うーん」と微妙。そんなに悪くは無いが。
     このまま終わるのかなと思っていたらクライマックスでやってくれた。4人のうちの一人の能力によって○○が起こる(本当にそうなるかどうかは甚だ疑問だが)。これには新鮮な驚きと興奮があった。もしかしたら、このシーンがこの小説の発想の発端だったのかもしれない。
     買って良かった。

  • 4人の人間がそれぞれの思惑を胸に、互いに互いを殺そうと追いかけあう。

    それぞれの行動から殺意を抱くようになった経緯はしっかり書かれてるが、殺しあう部分は思ったよりあっさりしてた。

  • 良きにつけ悪しきにつけ今の山田正紀。
    短い分くどさはないし、山田節とでも言うべき文章は健在。

    ただ、あのラストは反則だと思う。

  • 3.5

  • 人ならざる「ガーゴイル」たちがひそかに行っているらしい、「人間競馬」の物語。四人の人間たちそれぞれの思惑が絡み合いながら、どんどん破滅に向かうさまはスリリングです。さて、このゲームの勝者は誰になるのか。
    しかしこの人間たちが揃いも揃って悪人なので。どうも誰も応援する気が起きないんだよなあ(苦笑)。まあだからこそ、下手に感情移入もせずに読めるのかも。

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