俳句の時代: 遠野・熊野・吉野聖地巡礼 (角川文庫 な 22-8)

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  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041456088

感想・レビュー・書評

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  • 万葉 縄文礼賛と自己満足。遠野の話以後はほとんど読む価値がない。熊野は卵だとまとめるべきであるのに、要約も不適当

  • 角川はこの時、天川というのは銀河系の天の川につながっているのが直感で見えた。鈴は神に対して、つまり彼らの神である天の川に向かって振っていて、人間に振っているのでばないから見えない。しかし、自分には認識ではなく直感で見えた、と言う…。
      その時作ったもう一つの句「能の地の血脈昏き天の川」は、天河神社の僕内の句碑に刻まれている。

     さて、この句に霊的なものを敏感に感じ取ったのが中上健次だった。彼はこの句には言の葉の原初のようなものに感応する力があるという。

  • 絶版

    早稲田の古本屋で購入

    日常を遙かに超えた価値観で語られる
    遠野や吉野の昔話について


    常人離れした視点、価値観で語られる内容、
    読み物としておもしろい

    内容が濃いので
    気楽にサクサク読む本ではない

    すこしづつゆっくりよむ

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著者プロフィール

(なかがみ・けんじ)1946~1992年。小説家。『岬』で芥川賞。『枯木灘』(毎日出版文化賞)、『鳳仙花』、『千年の愉楽』、『地の果て 至上の時』、『日輪の翼』、『奇蹟』、『讃歌』、『異族』など。全集十五巻、発言集成六巻、全発言二巻、エッセイ撰集二巻がある。

「2022年 『現代小説の方法 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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