麻雀放浪記(三) 激闘編 (角川文庫 緑 459-53)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041459539

作品紹介・あらすじ

終戦直後の上野不忍池付近、博打にのめりこんでいく”坊や哲”。博打の魔性に憑かれ、技と駆け引きを駆使して闘い続ける男たちの飽くなき執念を描いた戦後大衆文学最大の収穫!!

感想・レビュー・書評

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  • 新聞社に就職。鎌ちゃん、安さん、出目徳の息子の三井、春美、弥栄が登場。ドテ子はどうなった?

  • 私が哲に惹かれるのは、彼の人生哲学というか、そんな大層なものでないのかもしれないが、人生への取り組み方であろう。
    死と墓の関係を描いたセリフが妙に琴線に響く。

  • 麻雀放浪記3巻目。1巻目から7年後。戦争から復興し麻雀も大衆化、イカサマ師には生きづらい世の中になる。哲やドサ健が以前は格好良く見えたのに、この巻では最早時代遅れの博打打ちに映る。苦しい底辺の中でも何とか生きていく執念は凄い。また現代ではあり得ない、超適当な生き方が凄い。

  • とにかくおもしろい。

  • 博打が暴力の変形したものだということが犇々と伝わってくる。相変わらず、勝負の描写はアツいのだが、最後の浮浪者集団でのチンチロリンは穏やかなものを感じる。勝負の世界に入った以上、どんなことをしてでも勝つべきで、人に優しくしないし、人の情も当てにしない。そんな暴力と暴力のぶつかり合いだからこそ、社会道徳で量れば汚いやり方のなかに純粋さが見え隠れする。

  • 博打打ちになった坊や。ただ麻雀をやるだけではなく、素人をカモにするような存在へとなっていた。それゆえ、住む場所がなくなっていく。そして深く、奥へ・・・・

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著者プロフィール

本名・色川武大。1929年東京生まれ。東京市立三中中退。1961年に自伝的小説『黒い布』で中央公論新人賞受賞。『麻雀放浪記』など麻雀小説はペンネームで発表。本名で発表した短編小説「百」は川端康成賞を受賞した。1989年死去。

「2008年 『雀鬼くずれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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