- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041459546
作品紹介・あらすじ
終戦直後の上野不忍池付近、博打にのめりこんでいく”坊や哲”。博打の魔性に憑かれ、技と駆け引きを駆使して闘い続ける男たちの飽くなき執念を描いた戦後大衆文学最大の収穫!!
感想・レビュー・書評
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ナルサン・パーピィやってみたいな。
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シリーズ第四弾。李、ガス、十三デブ、森サブ、そしてドサ健と坊や哲。坊や哲は一時足を洗っていて、本作は李が主人公の様。最後に、李、森サブ、ドサ健、坊や哲の対戦があるが、意外とあっさり。今時なら続編なり、スピンオフなり出てそう。
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この巻は番外編だけあって、主人公は哲でなはく、彼は狂言回しの役に徹しているといってよい。
李さんの存在が一際目立つ。彼らプロの賭博者が生きづらい世の中になっていく。それは終戦直後の焼け跡から経済成長の始まる戦後史と軌を一つにするようだ。 -
おもしろすぎる。もっと読みたい。
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ドサ健メインで話が進んでいく一冊。自分の身の危険など関係なく、目の前の勝負に全力で当たる様はやはり恰好良い。最後は気持ちのよい爽やかな終わり方。
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一巻が実に良い。二巻以降も悪くはないけど、どうしても一巻の良さのおかげで惰性で読んだという感はいなめない。
娯楽小説なんてのも案外面白い物だなと思わせてくれる良い小説。 -
一番好きかも
著者プロフィール
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