乱れからくり (角川文庫)

  • 角川書店 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041461013

みんなの感想まとめ

思いがけない天災から始まる連続殺人事件が描かれ、読者を引き込むストーリーが展開されます。隕石が落ちる衝撃的な出だしから、緻密なからくりや手品の要素が盛り込まれ、作者の独自の世界観が色濃く表れています。...

感想・レビュー・書評

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  • 出だしがとてもびっくり!何と隕石が車の上に落ちて来るんです。
    天災からはじまる思いがけない連続殺人事件。すごく面白くて嵌ってました。
    からくりや手品、仕掛けに造詣の深い作者が作り上げた絢爛たる世界。
    私にとっては永遠の名作です(笑)

  • からくりや玩具に対する知識、歴史が詰まった作品。
    からくりに沿った綿密な殺人実行される一方、犯人は隕石で亡くなるという、対比がなされていた点が物語の組立としてよかった。

  • からくり盛りだくさん。迷路とか、秘密の通路といったギミックには童心に返ってワクワクする。でも、現実にはそんなものないんだよなぁ。

  • 2015.2.17了
    面白かった。
    多少古臭いところもあるが気にはならない。
    ミステリー、謎解きの楽しみを満喫できた。最後まで飽きさせない工夫に頭がさがる。

  • 大技ひとつでドカンというよりかは小技の積み重ねで成り立っており、その謎がひとつひとつ丁寧に解かれてゆくのが心地よい。旧版で読んだがリバイバルコレクションなんて出てたんだね。

  • 斜め読み。昭和の匂い漂う設定が笑える。ストーリーは、現実離れしているというか…版元が角川なのがとってもよく納得できる内容。笑。

  • 名作再読。泡坂作品では最も好きですね。トリックも犯人に至る道筋も、そして犯人もすごく自然で違和感がないながらも、見事などんでん返し。しかも“館もの”なので、ミステリーの王道と言えるでしょう。過去に読んだ推理小説でもTOP5に入ります。

  • ちょっと乱歩風。推理も面白いけど、からくり人形の紹介とか古代エジプトにあったというクロコディロポリスの迷宮の話にちょっと興味を惹かれました。さすが博学。さすがマジシャン。底が深くて面白いです。

  • 文句なしに傑作です。面白すぎます。

  • 作者のホームグラウンドで勝負しても絶対に勝てない。エピが伏線そのものなので、身構えて挑んでみたものの、あっさり玉砕されて沈没してしまった。ミスリードも巧みなので、どこまでいっても真相には近づけない。ユーモアの少ない構成は、作品全体の雰囲気を損なわせない作者の「手品の小道具」なのだろうか?

  • からくりからくりからくれないからくりくるくるからくり。<br><br>

    ・・・という話。もう最初から最後まで「詳細なからくり歴史講座」+「膨大なからくりトリビア」。おなかいっぱいになってしまいました。でもさすがにちゃんと「からくり」であることに意味があるわけね!というラストの展開に納得。妙に味のあるキャラクタ(宇内さんは男勝りじゃなくて「男」なんではなかろうか、とか。勝くんはとんでもなく駄目駄目で役立たず!と罵りたくなるタイプだなあ、とか。真棹ってすごく腹の立つ女なんですが!とか。そういうつっこみたくなるキャラ満載)たちがからくりに振り回されるさまが面白い。それにしても「一族」が出てくる小説ってそれだけでクラシックな気がしてしまうものですね。
    <br><Div Align="right">(04.12.19 読了)</Div>

  • さすが泡坂妻夫。からくりマニアック。からくり玩具の紹介本かと思うほどに盛りだくさん。
    松田優作で映画化。野際陽子、篠ひろ子。

  • ジュモウを思わず検索してしまった。
    トリックという言葉で片付けていいものか。壮大だけど、組み立てはとっても緻密。

  • 由緒ある玩具商ひまわり工芸。その製作部長を務める馬割朋浩は海外旅行への途上、降ってきた隕石に当たるという奇禍で命を落とす。新米探偵の勝敏夫は、馬割一族の邸宅『ねじ屋敷』を訪ねるが、そこはお化け屋敷さながら、巧妙な仕掛けをほどこした殺人屋敷であった。繰り返される殺人と推理。江戸時代にまで遡る馬割一族の謎がいま明らかにされる…第31回日本推理作家協会賞受賞作。

  • obtnd

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著者プロフィール

泡坂妻夫(あわさか つまお)
1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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