仁義なき戦い 死闘編: 美能幸三の手記より (角川文庫 緑 464-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041464014

感想・レビュー・書評

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  • 久々に映画シリーズを一気見しようと思い立ち、その前に原作を読もうと、買ったまま積読だった文庫を初めて手に取る。
    映画とは登場人物名が違うので、役名と役者を思い出しながら読む、という読み方にどうしてもなってしまうが、原作は原作として読ませる。

    繰り返しの記述が散見されるが、これは雑誌に掲載されたものらしいから、前のストーリーを失念している読者への「前回までのあらすじ」としてしょうがないだろう。

    構成などに粗さが見られるこの原作を、まとまりのある映画にした脚本家の手腕に感心する。監督と役者の勢いもさることながら、『仁義なき戦い』シリーズは脚本がすぐれているのである、ということが原作を読んでわかった。

  • 任侠物、広島戦争

  • 仁義なき戦いの原作本です。登場人物は映画版とは違い全員実名です。映画には現れなかった重要人物(門など)も登場します。

  • やはりどこの世界でも、人間関係のトラブルは
    ある、ということ。
    それがヤクザの世界であろうが。

    特にその中でも血なまぐさい抗争を
    描いたノンフィクション。
    人の欲望はどこまでも尽きない、
    それがよくわかることでしょう。

    黒い世界は特に、人殺しまでもが
    「アリ」な世界ですので、
    それらの欲望はなおさら強いわけで。

    手記の人物は、殺しの駒として使われた
    一人の男。
    かのワンマン組長に違和感を感じているようですが…
    どうなるのか。

  • 何度読んでも良い、映画でも見たが本の方が面白い、この本からヤクザ抗争に関する本を読み漁りだした。

  • 言わずと知れたヤクザものの小説版。

    実録的に描かれていて意外とリアル感があるが、文章がところどころ飛んだり説明が足りなかったり、読むのが少し疲れる。
    山村組の山村辰雄親分は非常にズルイ男のようだけど、その狡猾さが上手く表現されていない。

    映画をまだ見ていないので、映画に期待したい。

  • 呉、輪島などを舞台とした作品です。

  • 戦後の広島を舞台にしたお話。

    占領軍の物品が出入りする呉港の周りの利権をめぐる死闘(?)

    ん~~~
    評価が難しい。。。自分は不器用ですから!


  • 地元だけに臨場感いっぱい。 広島もんはイモじゃが、旅の風下に立った事はいっぺんもないんで〜!

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