仁義なき戦い 死闘編: 美能幸三の手記より (角川文庫 緑 464-1)
- KADOKAWA (1980年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041464014
感想・レビュー・書評
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久々に映画シリーズを一気見しようと思い立ち、その前に原作を読もうと、買ったまま積読だった文庫を初めて手に取る。
映画とは登場人物名が違うので、役名と役者を思い出しながら読む、という読み方にどうしてもなってしまうが、原作は原作として読ませる。
繰り返しの記述が散見されるが、これは雑誌に掲載されたものらしいから、前のストーリーを失念している読者への「前回までのあらすじ」としてしょうがないだろう。
構成などに粗さが見られるこの原作を、まとまりのある映画にした脚本家の手腕に感心する。監督と役者の勢いもさることながら、『仁義なき戦い』シリーズは脚本がすぐれているのである、ということが原作を読んでわかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
任侠物、広島戦争
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仁義なき戦いの原作本です。登場人物は映画版とは違い全員実名です。映画には現れなかった重要人物(門など)も登場します。
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何度読んでも良い、映画でも見たが本の方が面白い、この本からヤクザ抗争に関する本を読み漁りだした。
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言わずと知れたヤクザものの小説版。
実録的に描かれていて意外とリアル感があるが、文章がところどころ飛んだり説明が足りなかったり、読むのが少し疲れる。
山村組の山村辰雄親分は非常にズルイ男のようだけど、その狡猾さが上手く表現されていない。
映画をまだ見ていないので、映画に期待したい。 -
呉、輪島などを舞台とした作品です。
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戦後の広島を舞台にしたお話。
占領軍の物品が出入りする呉港の周りの利権をめぐる死闘(?)
ん~~~
評価が難しい。。。自分は不器用ですから! -
地元だけに臨場感いっぱい。 広島もんはイモじゃが、旅の風下に立った事はいっぺんもないんで〜!