恋しても (角川文庫)

  • 角川グループパブリッシング (1991年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784041480243

感想・レビュー・書評

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  • 女性にモテモテの人気職テレビ局に務める正道。テレビ局内外で浮気をしまくっていたが、ディレクターの慶子に惚れて、1年間浮気はしないと誓う。そして引っ越した先のマンションで、おかしなことが起こり始める。その部屋の前の住人、亜由子の幽霊が現れ、冷蔵庫の中のものをどんどん食べられているのだった…。

    バブル時期のなんじゃそらという、オーバーエスティメイトされてモテるという話で、女性側から袖にされて心を入れ替えるって話かあとぼんやり読んでいたら、途中から話の方向性がガラッと変わった。

    幽霊は自由自在に出たり消えたり、食べ物は勝手に食べる、他の部屋から盗んでくると何でもありではあるが、結局その部分がすべてで、それ以外のところはいまいち。

    とりあえず、主人公がモテモテというところで、2000年以降の読者にとって、いまいちというか、むしろ嫌悪感を覚えるであろう。幽霊というアイデアは良かったが、最後も女性を思い通りにするという話。さらに最後はフワッとファンタジーみたいに終わるのもいかがなものか。

    アイデアは良いと思ったが、この流れだとコメディに行くのかな?と思う話なのに、コメディになるわけでもなく、微妙な流れになっていったので、これはテレビ脚本家かなと思ったらそのとおり。テレビ系の脚本家の本はそんなもんよね。タイトルも中途半端だし。

    まあわざわざこれから読む人もいないだろうけど。

  • 鎌田さんの本は、独特の世界観があり、それが読んでいる自分自身も想像しながら読め、

    想像は映像に勝ることも多々あるななんて自分自身で考えながら読んだりもする。


    本作は、お化けの亜由子、普通の人間、正道が展開するお話

    亜由子は、男に未練を、食べ物にくいを残してこの世を去った女性
    方や、正道は、浮気性ではあるものの一途でもある男性

    この2人の生活が始まる。

    受け身な愛情から自発的、自分から愛情を与える側への立ち位置の変化

    2人の行く末は・・

  • 読始:2008,2,19
    読了:2008,2,19

    単行本「夜も昼も」を改題したもの。
    ただの恋愛じゃなく”お化け”がでてくる恋愛話
    個人的に非現実的すぎるからあんま好きじゃない
    共感できないし

    鎌田敏夫はこれで8作目。全て恋愛モノだが、こーゆーのは初めて。
    ただラストも微妙だし、なんともいいがたい
    人間の慶子とお化けの亜由子、どっちも中途半端な気がした

    連続で鎌田敏夫の作品読んでて飽きてきたのかな

    レビューって作品なりのいいとこを書くべきなんだろうけど、こんな感じになってしまった…
    まぁいっか

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著者プロフィール

著書に
『恋時間』三笠書房
『職員室』日本文芸社
『変身願望』祥伝社
『恋愛会話』新潮社
『29歳のクリスマス 下』新潮社
『29歳のクリスマス 上』新潮社
『ない!』角川書店
『恋愛前夜』角川書店
『キス・フレンド』角川書店
『ジェラシー 恐怖を喚ぶ六人の女』角川書店
『殺人者K』双葉社
『恋愛映画』新潮社
『ルージュ 恐怖を運ぶ六人の女』角川書店
『世界で一番ロマンチックな海』角川書店
『恋愛前夜』角川書店
『Love(ラブ)』双葉社
『スローモーション』角川書店
『ハッピー・バースディ・トゥ・ユー』角川書店
『恋しても』角川書店
『夜も昼も』角川書店
『飛び出せ!青春』径書房
『恋愛ゲーム』角川書店
など

「1988年 『飛び出せ!青春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鎌田敏夫の作品

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