- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041480311
作品紹介・あらすじ
「女にモテることを人生の言訳にしているかぎり、あなたは一流の選手にはなれない」プロ野球選手・佐伯達夫が二軍のポジションを奪われそうなときだった。プロ野球担当の新聞記者・坂井千晴にこの言葉を投げつけられたのは-。達夫の不振はそれからも続いた。ある夜、達夫は千晴を求める。最初は千晴も断るが、遂に達夫と一夜をともにした。以来、達夫の活躍は目覚しく一軍に昇格。恋でも愛でもない二人の関係は続くが…。常識や習慣に囚われない自分たちだけの関係で生きる男と女を瑞々しく描いた珠玉の短編集。
感想・レビュー・書評
-
6つの男女の短編集。
すべて男女の話で、微妙だったり、複雑だったり。
最初の話には納得しましたが、繋がりがあるからこそ
安心する、という人もいるわけで。
それがなくとも大丈夫、と思えるのは
幸せな気がします。
5つ目の、アボカドはじゃれていて
楽しそうでしたが。
最後の話は、心理としては分かります。
それがないと不安で仕方がないので
安心して挑みたいから、というのは。
しかし、それが生身の人間だった場合
いつかは手放さなければいけないので
どうにかせねば大変になるわけで…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メロドラマだ…男女ほぼ二人の間で話が完結している話ばかりなのが 面白い。
-
ひとりでは生きていけないから、一緒にいるんじゃないの。ひとりでも生きていける。でも、一緒にいたい