- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041483015
感想・レビュー・書評
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前から読みたかったのですが、昭和53年のものとはいえど、面白かった。喋ってるみたいに書いてある。そのときの言葉づかいや、いきづかいが伝わってくるよう。矢沢がどのように生まれ、上昇したか。というか、今から観れば上昇の入口に立ったかということが書いてある。ものすごく、一貫しているし、ビジョンがある。矢沢ファンでもなんでもなくて、単にこの本が読んでみたくて読んだのだけど。おもしろかった。今までにレコードを4枚しか買ったことがなかったといっていたけれど、そのごなんか買ったのだろうか。
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スターでもスーパーがつく人の話・哲学はすごいですね。。。
最高にカッコイイオッサン。
本当苦労の耐えない人。
音楽やりたい人は、業界入る前の必読の書だと思います。
腐る前に読んだらどれだけ良いか・・・
矢沢は、高校生でDカーネギーの「人を動かす」を10回以上読んでたり、新聞を隅から隅まで毎日読むと言う読書家。だからか話はすごく筋が通ってる。
加えて、糸井重里さんがテープ起こししてて、あとがきもしてて、それだけでも読む価値のある本だと思いました。
キャロルになる前のメンバー集めのエピとかは、マキャベリの君主論を思わせる凄み。読んでたのかな。とにかく沢山の苦労話に涙が流れた。(特に産みのお母さんとの話)。お金の使い方や、自己投資による道の開き方なんかは、先日見た「情熱大陸」での紀里谷監督を思い出した。彼らの本気はスゴイ。これがノンフィクションだと思うと、己と比較してしまい反省の気持ちが溢れる一方、勇気を沢山貰う。これが矢沢が29歳のときの著作。。。 参りました。。。
ただ当時の業界用語が、今はサブいw
以下、個人メモ
ファンはよく見ている。だから怖い。そして幼い。それを全て含めてファン。浮かれちゃいけなし、媚びちゃいけない。
オレと「オレ」との闘いを評価すればいい。ファンは自由、感受性のままに自由な判断のもとレコードを選べる。こういう彼らを説得する道はただ一つ。ハートトゥハート。泣かせるしかない。こっちで努力するしかない。手を抜いたらファンの決断というのはすごく速い。
反撃するってどういう事か。おまえ自身に負い目がなくって、自分で、てめえの手でメシ食ってるんだという誇りを持つことだ。
反撃するにもふたつある。頭を丸めて、すいませんて言って、確立した社会に下から入っていく。でもそれは染まるっていうか妥協だ。あとあとまで悔しい思いをする。そんな道を選んでもらいたくない。
音楽やりたいやつに言っとくよ。頼るなって。十が全部なら、そのうち七・八・九までは自分の力でやっていけ。残り三・二・一は黙っていても集まってくる。ラッキー・チャンスを含めてね。そういうのを得るのも自分の器量。
彼は、世間と言う引力圏を猛烈な勢いで脱出し、星になることに成功した男だ。成り上がりを軽蔑するのは簡単なことだ。しかし、どんなに由緒正しい家系の立派な紳士でも、先祖がどこかで成り上がったはずだ。「自分がまずやんなよ。」幸運にも両親健在・経済的に豊か・学校に通ってる人だってやっぱり選ぶなら「成り上がり」にして欲しい。もう一つは「ぶら下がり」しかないと思うからだ。 -
自分の夢を心底追いかけてる!
汚いことして、もがきまくって、必死やけどカッコつけきれてる!
かっこよすぎる! -
若い間に読んどけ!やっぱ永ちゃん凄いのね!
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僕たちよりも上の世代に人気のある歌手の本です。
自身の少年時代から、成功するまでの話が書かれています。
夢を叶えるのには、努力のほかに、運なども少しばかり作用するんだなと思いました。 -
伝説の本。
長嶋茂雄か矢沢永吉かって感じ。
いろんな意味で。 -
誕生日プレゼントでもらった本。
やばい・・・マジ熱い!!
意味のわからないギョ−カイ用語も気にならない。悲しみや怒りや不安を抱えて目的に向かう男の美学。
勉強になりました。 -
中学生のボクはこの本で、スーパースターに
憧れましたね 生き方がカッコいいと
初めて感じた男です 今でも走り続ける
姿に圧巻 -
バイブル
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成りあがり―矢沢永吉激論集 (角川文庫 緑 483-1)
矢沢 永吉
角川書店(1980-11)