成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)

著者 :
制作 : 稲越 功一 
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041483039

作品紹介・あらすじ

広島から夜汽車に乗って上京した少年。ポケットにはアルバイトで貯めた5万円しかなかったが、胸には熱く燃える大きな固まりがあった。「おれは音楽をやる、星になる!」。その少年はいま、願いどおり星になった。星の中の星、スーパースターに。だがここにあるのは、うつろな星のささやきではない。くやしさも、みじめさも、すべて吐きだし、泣いている、笑っている、叫んでいる。この一冊はそのまま矢沢永吉の歌なのだ。

感想・レビュー・書評

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  • 弱気になったり、自分に喝を入れたい時に読み返す本。

    60歳を超えた今も現役バリバリの永ちゃん。
    10代の頃に抱いたスーパースターになるという夢、
    そして夢を実現させるための行動力、ブレなさ具合がとにかく半端ない。
    強烈なパワーがもらえる一方で、まだ本気じゃない自分の甘さに気付かされる。
    改めて読んだがYAZAWAは凄い。


    多感な中学or高校時代に読んでいたら感化されて
    たいした夢もないのに、恰好付けて故郷を捨てて上京してたかも(笑)
    それくらい熱くなれる!

  • 矢沢永吉というスーパースターのサクセスストーリーを、プロジェクト・マネジメントの観点から眺めると、成功の要因がわかって興味深い。
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    矢沢永吉(当時28歳)が大切にしている三本柱。

    1)レコードをつくる、曲をつくること。
    2)ステージ。地方のファンに東京と同じ汗をかいた矢沢をみせる。
    3)ファミリー。家族と、仲間たち。

    これだけはどんなやつにも侵させない。汗かいて、牙むき出しても守る。
    逆に、この3つのためにならないことは、やる必要がない。
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    新聞を毎日隅々まで読み、印税の計算も完璧にできた矢沢永吉は、常に自分で行動し、裏付けをとってきた。その彼の守備範囲(スコープ)は、実に明確だ。だからブレない。
    たいていの場合、「すべきこと」はわかっても、「すべきでないこと」の境界線が明確になっていないことが多く、あれもこれもと余計な作業が増えて、プロジェクトが失敗するケースが少なくない。
    「スーパースターになる」という彼の壮大なプロジェクトのマネジメントにおいて、「スコープが明確」になっていたからこそ、プロジェクトが成功した要因の一つと言える。

    また、矢沢永吉はファンや音楽業界、マスメディアに媚びることはしない。
    6割は自分指向でやり、オリジナリティを出して説得していく。(ファンの期待に)合わせよう合わせようと考えてるやつには、本物はできない、と語っている。全国百数十ヶ所でステージに立っているから、客のニーズをダイレクトに把握し、どうなると客が離れるかのチェックも忘れない。
    だからこそ、いま現在もスーパースターの位置を持続しながら、活動を続けることができている。

    要するに、矢沢永吉はマーケティング能力を兼ね備えた優れたプロジェクト・マネージャーであった。

    まちづくりの観点から見た教訓としては、ファンに媚びないことも忘れてはならない。
    ファンすなわち「来訪者」に媚びてしまうと、そもそも誰のためのまちづくりだったのか、焦点がボヤけてしまう。自分指向すなわち「住民主体」であることを忘れると危険である。来訪者がたくさん来るようになっても、住民が疲弊してしまっては元も子もない。
    過剰なまでに「ホスピタリティ」が叫ばれる昨今、このことには十二分に留意したい。

  • 淡々としたインタビュー形式なのに、伝わってくる熱量がすごい。バイブル的一冊。

  • 取引先の偉い方が最近読んで良かった、と言っていたのを聞いて買ってみた。

    1980年、矢沢永吉29歳のときに書かれた半生記。
    戦後の広島に生まれた矢沢氏が、ロックスターとして文字通り成り上がりを遂げるまで、及びその矢沢氏を裏付けるフィロソフィーについてインタビュー形式で書かれている。

    発売から35年以上経っているので、多少時代にそぐわない部分はあるし、矢沢氏の現在までの軌跡をさらに知ると様々な見方ができる本ではある。

    しかし、絶望的に何もない生活から、故郷を捨てて単身横浜に乗り込み、自分の腕っぷしだけですべてを手に入れたこの人。当時の不良たちのカリスマだったこの人の熱すぎる情熱に心動かされるのはわたしだけではないはず。

    3本柱はレコード、ライブ、ファミリー。

    具体的に自分が何をしたらいいのかはまだまだ掴めておりませんが、これを読んだときにこみ上げてきた熱いものはずっと忘れずにいたい。

  • デカい態度でデカい言葉を吐き、それを有言実行していくスタイル。気合入ってるな。

  • はぐれてた頃の自分が手にしていたらと思うが、今でも抱えてる感覚は変わってない。この感覚いつまでも忘れたくない。

  • 自分に対するけじめこれにつきる。
    男たるものどれだけ自分に対して厳しく、そしてけじめをつけられるか。

  • 広島から夜汽車に乗って上京した少年。ポケットにはアルバイトで貯めた5万円しかなかったが、胸には熱く燃える大きな固まりがあった。「おれは音楽をやる、星になる!」。その少年はいま、願いどおり星になった。星の中の星、スーパースターに。だがここにあるのは、うつろな星のささやきではない。くやしさも、みじめさも、すべて吐きだし、泣いている、笑っている、叫んでいる。この一冊はそのまま矢沢永吉の歌なのだ。

  • 怒りを原動力にしてポジティブに変えて成り上がる姿が描かれている。
    いまの生活に不自由なく満足していると感じたので、まずは親元を離れて自立することから始めようとおもった。

  • バイブル

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