知的悪女のすすめ (角川文庫 緑 494-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041494011

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  • 昭和56年刊行。バブル前夜、大学紛争が完全に消滅した時期に突如現れた文才豊かで、美形の若手フェミニスト(現在は、作家)の手になる一書。殊に、同世代男性批判は余りに鋭利で、抉り出すような印象を受けるが、良い意味でも悪い意味でも、著者の虚像を大きくしてしまったものという印象を持ってしまう。その意味で、今読むと、やや頭でっかちな(理性に偏りすぎな)女性論である。むしろ、性愛を含む恋愛感情を濃密に描く今の著者なら、本書と同一テーマでどう切り取って見せるのか見てみたい。

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著者プロフィール

1952年、東京生まれ。成蹊大学文学部卒業。78年、エッセイ集『知的悪女のすすめ』で作家デビュー。89年『妻の女友達』で日本推理作家協会賞(短編部門)、96年『恋』で直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞、21年に第25回日本ミステリー文学大賞を受賞。作品に『異形のものたち』『死の島』『神よ憐れみたまえ』ほか多数。21年に刊行したエッセイ『月夜の森の梟』も大きな話題となった。

「2022年 『アナベル・リイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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