冬の旅人 (角川文庫 緑 497-35)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 98
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497357

作品紹介・あらすじ

汐見は独身の29歳、Nスイミング・クラブの指導員だ。女子大生紀美子の水泳練習のため、人には内緒で、個人的にプールを開放し始めてからもう半月がたつ。だがそこで、奇怪な事件が…。捜査一課の迷刑事片山と名探偵ホームズ、それに「幽霊列車」で鮮烈デビューしたおかしな大学生永井夕子が、豪華競演する「三毛猫ホームズの水泳教室」ほか、3編を収録した傑作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • カバー/及川達郎
    装幀者/杉浦康平

  • 表題作は作者らしい音楽モチーフの作品。「巨人の家」は何でも大きい倍々や方というのが面白い。「本末転倒殺人事件」はプロットが凝っていて思いがけない結末。

  • '93.10読了。
    手放し本。
    4つの短編集。「本末転倒」はおもしろかった。

  • 短編集。

    赤川次郎作品で、音楽を題材にしたものに、外れが無い。

    シューベルトの作品から題材を持って来ている。

    まろやかな仕上がり。

  • 汐見は独身の29歳、Nスイミング・クラブの指導員だ。女子大生紀美子の水泳練習のため、人には内緒で、個人的にプールを開放し始めてからもう半月がたつ。だがそこで、奇怪な事件が…。捜査一課の迷刑事片山と名探偵ホームズ、それに「幽霊列車」で鮮烈デビューしたおかしな大学生永井夕子が、豪華競演する「三毛猫ホームズの水泳教室」ほか、3編を収録した傑作短編集。

  • クラシック好きなので楽しみながら読めた。
    3作入っていて、2作目はリアルに感じ悪い話。
    三作目は三毛猫ホームズシリーズでなかなかとても読みやすかった。

  • 20090528

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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